ホンダの長谷川祐介copyright HONDA

長谷川責任者 決意新たに「マクラーレンの成功祈る。ホンダは既に18年に集中」F1アブダビGP《決勝》

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華やかな花火の打ち上げで彩られた最終アブダビのチェッカーフラッグを見届けたホンダを統括する長谷川祐介は、これまでの戦いを振り返りマクラーレンへ賛辞を送りつつも「ホンダ・レーシングは来季を見据えて既に全力で開発に邁進している」と語り、トロ・ロッソとの新たな旅立ちに向けて既に全力で開発にあたっている事を明らかにした。

選手権制覇の期待のもとに2015年に誕生したマクラーレン・ホンダは、チーム離別前最終レースとなる第20戦アブダビGPを9位入賞の成果で飾った。だが、3シーズン60戦を戦い表彰台はゼロ、F1の歴史に名を残すべく始まったプロジェクトは、タイトルはおろか優勝すら叶わぬ黒歴史となった。

参戦初年度にホンダを率いていた新井康久の更迭に伴い総責任者に就任した長谷川は、昨年からの2年間に渡ってマクラーレンと苦楽を共にしてきた。長谷川にとってのマクラーレン・ホンダは、前任の犯した過ちを修正するところからスタートした。マクラーレンの要望に応えて作り上げた”サイズゼロエンジン”はコンセプトとして破綻しており、一からの設計を強いられた。

再設計されたエンジンは満を持して今年産声をあげた。だが、事実上の”一年目”という事もあり堪え難い信頼性不足を露呈した。シーズンを経るに連れ改善傾向にあったが、両者は道半ばにして別の道を歩むことを決めた。マクラーレン・ホンダとして挑むアブダビ決勝前日には、マクラーレンとホンダのスタッフが集い、最後の盃を交わした。長谷川は、来年ルノーとタッグを組むマクラーレンの今後の活躍を祈っている。

ホンダF1:最終アブダビGP決勝を終えて

長谷川 祐介マクラーレン・ルノーの成功を祈る

今日がマクラーレン・ホンダにとっての最後のレースでしたので、チーム全体が感傷的になっていました。両方のマシンがチェッカーフラッグを受け完走、フェルナンドはチャンピオンシップポイントを持ち帰り、トラック上で良い成績を残してくれました。

素晴らしいスタートを決めた後、フェルナンドはウィリアムズのフェリペ・マッサを追いかけ続け、ついにはオーバーテイクを成功させ9位にポジションを上げました。レース序盤に車にダメージを負ったにも関わらず、ストフェルは懸命に攻め続け、12位という力強いポジションでレースを終えました。厳しいシーズンだったにも関わらず、如何なる時も最高のパフォーマンスを示し続けた二人のドライバーを誇りに思っています。

シーズン終盤の数戦ではパワーユニットの性能は安定し、堅実なパフォーマンスを示すことが出来ました。シーズン当初の厳しい出だしを思えば前向きな改善と言えると思います。3年間に渡って非常に難しい戦いを強いられて来ましたが、マクラーレン・ホンダのドライバーとチームメンバー全員に心から感謝の意を表したいと思います。また、私たちを信じられないほどのサポートで支え続けてくれたすべてのファンにも感謝しています。

ホンダ・レーシングF1は、現在2018年の開発に全面的に注力しており、来年の冬のテストで良いスタートを切るために最善の努力をしていきます。最後になりますが、マクラーレンが新しいパートナーと共に成功することを祈っています。


今季最後のレースは、ポールポジションスタートのバルテリ・ボッタスがそのまま逃げ切りポール・トゥ・ウイン。2位にはルイス・ハミルトンが続き3位以下を大きく引き離してフィニッシュ、チャンピオンチームの独壇場となった。決勝の詳細は、2017年F1アブダビGP決勝順位結果を参照されたい。

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