
F1バルセロナGP、DRS時代からゾーン倍増へ。ストレートモード区間とOT条件公表
2026年F1第7戦バルセロナ・カタロニアGPの舞台、カタロニア・サーキットに設定されるストレートモード(SM)区間と、オーバーテイクモードの検知・作動地点および検出ギャップが公表された。
DRSから倍増、4つのストレートモード区間
今週末のバルセロナでは、計4つのSM区間が設けられる。昨年まで使用されていたDRS区間は、ホームストレートとターン9からターン10にかけての2箇所のみだった。
新たな規則の下では、これら2つの区間に加えて、ターン3からターン4、およびターン5からターン7の各区間にもゾーンが設定されることになった。
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カタロニア・サーキット(F1バルセロナ・カタロニアGP)のコースレイアウト図(2026年)
カタロニア・サーキットに設けられる4つのSM区間は、それぞれ通常グリップ時と低グリップ時で開始地点が異なる。各ゾーンの開始地点は以下のとおりだ。
| ゾーン名 | 開始地点(通常グリップ時) | 開始地点(低グリップ時) |
|---|---|---|
| ゾーン1 | ターン14の45m先 | ターン14の85m先 |
| ゾーン2 | ターン3出口の40m前 | ターン3出口 |
| ゾーン3 | ターン5の90m先 | ターン5の90m先 |
| ゾーン4 | ターン9の40m先 | ターン9の90m先 |
SMは、2026年から導入されたアクティブ・エアロの一形態だ。前後ウイングの迎角を小さく、つまり寝かせることで空気抵抗を低減し、ストレートでの最高速を引き上げる。
オーバーテイクモード条件
後方車両が追加の電力を得られるオーバーテイクモードについては、ターン13のエイペックスにあたる4047m地点に検知地点が設けられる。
このモードを有効化するための条件となる検出ギャップは今回も1秒に設定された。検知地点において前走車両から1秒以内の距離まで接近していた場合、ターン14の入口にあたる4271m地点のアクティベーションラインを通過した時点から、オーバーテイクモードのシステムが有効化される。
予選と決勝におけるエネルギー回生上限
さらに、週末のセッションにおけるエネルギー回生の上限値も公表された。
決勝レース中における1周あたりのエネルギー回生上限は8.5MJと規定された。一方で、予選における上限は7.0MJに設定されている。