
怒りの代償か、F1カナダGP無念DNFのラッセルが「危険行為」で審議対象に。計3名が召喚
2026年F1第5戦カナダGPの決勝レース後、ジョージ・ラッセル(メルセデス)がスチュワードに召喚された。レースからリタイアした際の行動が、F1の安全規定に違反した疑いが持たれている。
疑われているのは、F1競技規則第B1条5項4号ならびに、FIA国際競技規則(ISC)第12条2項1号hへの違反だ。
前者は、競技中にコースを徒歩で移動する場合、事前にマーシャルから許可を得ることを義務付けるもので、後者は、危険な状況を招くあらゆる危険行為、または合理的な安全措置を講じないことを禁じるものだ。
首位快走を襲った突然の悲劇と代償
スチュワードは、ラッセルの問題行為を明言していない。ただ、ラッセルはレースをリタイアした後、ヘッドレストを含む複数の物体をコース上に投げ捨てている。
RUSSELL OUT ❌
Heading onboard as George Russell gets out of his stricken Mercedes ⬇️#F1 #CanadianGP pic.twitter.com/cKzyCh0hgA
— Formula 1 (@F1) May 24, 2026
ラッセルは首位を走行した30周目、パワーユニットのトラブルに見舞われてリタイアを余儀なくされた。怒りに任せてパーツを投げ捨てたのだとすれば、さらなる代償を払う可能性がある。
このリタイアにより、レースはチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが制した。選手権首位に立つアントネッリは、この日の勝利によりラッセルとのポイント差を43点に拡大した。
混沌スタート時の違反疑惑で2名が聴聞へ
また、リアム・ローソン(レーシング・ブルズ)とニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)もスチュワードに召喚された。フォーメーションラップの規定に違反した疑いがあるという。
カナダGPのスタート前には、アーヴィッド・リンブラッド(レーシング・ブルズ)のマシンに問題が発生した。これにより、2周の追加フォーメーションラップが行われるという異例の事態となっていた。
ローソンは7位、ヒュルケンベルグは12位でレースを終えた。両者は現地時間18時30分より聴聞に臨むが、具体的にどのような違反行為があったのかは現時点では明らかにされていない。