実走7チーム目…ハースF1、2026年型「VF-26」をシェイクダウン

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1月末の非公開テストに先立ち、ハースF1チームは1月25日、フェラーリのテストコースとして知られるフィオラノ・サーキットで、2026年型マシン「VF-26」のシェイクダウンを実施した。

新たな技術規則が導入される新シーズンを前に、各チームが準備を進める中、ハースも実車による初走行に踏み切った。

今回のシェイクダウンによって、VF-26の実車の姿が初めて明らかになった。ハースは1月19日のオンライン発表では、デジタルレンダリングのみを公開していた。

なお前日の24日には、同じフィオラノでフェラーリが新車「SF-26」のシェイクダウンを実施。ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが交代でステアリングを握っている。ハースは長年フェラーリと提携しており、今季もイタリア製パワーユニットを搭載する。

初走行の最中、オリバー・ベアマンは不運な場面に見舞われた。低速走行中にスピンを喫したのだ。ただ、先日イモラでコースオフを喫したレーシング・ブルズの新人、アーヴィッド・リンブラッドとは対照的に、そのまま走行を継続することができた。

トヨタとのパートナーシップを拡大し、同社とタイトルスポンサー契約を締結したハースにとって、2026年は単に規則刷新のシーズンというだけでなく節目の年となる。フィオラノを走行したVF-26のフロントウイングやエンジンカバーには、トヨタのモータースポーツ部門であるToyota Gazoo Racingのロゴが大きく掲出されていた。

新車「VF-26」のシェイクダウンを実施するハースF1チーム、2026年1月24日フィオラノ・サーキット (2)Courtesy Of Haas

新車「VF-26」のシェイクダウンを実施するハースF1チーム、2026年1月24日フィオラノ・サーキット (2)

これでハースを含め、これまでに計7チームがテストを前に新車の実走確認を終えた。一方、マクラーレン、レッドブル、アストンマーティン、ウィリアムズの4チームは、まだ初走行を行っていない。もっぱら、ウィリアムズは開発の遅れを理由に、バルセロナでの非公開テストに参加しないことをすでに明らかにしている。

ハースを含む各チームは、1月26日から30日にかけてカタロニア・サーキットで行われる非公開テストに参加する。5日間のスケジュールのうち、各チームは任意の3日間を選択して走行を行う。2月にはバーレーンで公式プレシーズンテストが2回に分けて実施され、その後3月8日の開幕戦オーストラリアGPへと突入する。

なおハースは、非公開テストに持ち込むマシンスペックが開幕戦のものと同一ではないことを示唆しており、オーストラリアGPまでの約1か月半で、VF-26の開発は急速に進む見通しだ。

トヨタという強力なバックアップを得たアメリカのチームが、新たな時代のF1でどこまで上位陣を脅かす存在となるのか、注目が集まる。