ボルトレート、グリッド降格に加えてペナポ裁定―なぜ”1周目の酌量”適用されず? ラスベガスGPで連鎖事故

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2025年F1第22戦ラスベガスGPの決勝を経て、ガブリエル・ボルトレート(ザウバー)に次戦カタールGPで5グリッド降格ペナルティが科されることが決定した。スチュワードは、ボルトレートの「極端なレイトブレーキング」が連鎖的な事故を引き起こしたと判断した。

予選18番手からスタートしたボルトレートは、1周目のターン1で、前方にいたランス・ストロール(アストンマーチン)のリアに激しく追突。ストロールのマシンは弾き飛ばされ、さらにピエール・ガスリー(アルピーヌ)を巻き込む形となった。

このクラッシュにより、ボルトレートとストロールの両ドライバーはリタイアを余儀なくされた。

ヴィタントニオ・リウッツィを含む4名のスチュワードは、ボルトレートの「極端なレイトブレーキング」を強く問題視。レースのオープニングラップ、ターン1でのインシデントであっても、「酌量すべき事情は存在しない」と断じた。

本来、この種の衝突に対する標準的な処分は10秒ペナルティに相当するが、ボルトレートがリタイヤしたため、スチュワードはガイドラインに基づき、その処分を次戦でのグリッド降格に変更した。

さらに、ボルトレートにはキャリア初となるペナルティポイント2点が科された。ルーキーシーズンを戦うボルトレートにとって、次戦は厳しいスタートを強いられることになる。


2025年F1第22戦ラスベガスGPの決勝では、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季6勝目を挙げた。マクラーレン勢の失格により、2位はジョージ・ラッセル、3位はアンドレア・キミ・アントネッリと、メルセデス勢が残りの表彰台を占めた。

ロサイル・インターナショナル・サーキットを舞台とする次戦カタールGPは、11月28日のフリー走行1で幕を開ける。