ローソン&ハジャーが接触「やりすぎた」VCARBが最終周で緊迫も、W入賞でアストンへのリードを拡大

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レーシング・ブルズは2025年F1第21戦サンパウロGP決勝で、最終ラップにあわや同士討ちによるWリタイアかという緊迫の場面を迎えながらも、リアム・ローソンが7位、アイザック・ハジャーが8位でフィニッシュ。見事ダブル入賞を達成した。

この結果、レーシング・ブルズはコンストラクターズ選手権でアストンマーチンに対するリードを4点から10点に拡大。依然として中団の激戦は続くものの、ランキング6位の座を一歩、固めることに成功した。

異なる戦略、そして接触「やりすぎた」

レーシング・ブルズは2台で戦略を分けた。ローソンは1ストップ、ハジャーは2ストップだ。これによりレース終盤、フラッシュタイヤの優位性を活かしたハジャーが急速に接近し、残り2周でローソンのDRS圏内へ足を踏み入れた。

「正直、すごく楽しかった」とハジャーは振り返る。「彼は1ストップで行ったんだけど、最終ラップで僕が背後に迫ったんだ。これ以上の展開はないね」

そして迎えたファイナルラップのターン1。ハジャーはアウト側からの大外刈りを狙ったが、左リアがローソンの右フロントと接触。ダブルリタイヤも懸念されたが、幸いにも大事には至らなかった。

ハジャーは「ちょっとやりすぎた。あれは僕のミスみたいなものだね」と認めつつも、「ただ、レース序盤の戦略が良くなかったんだ」とも語り、戦略の差がリザルトを決定づけたと示唆。悔しさも滲ませた。

一方、チーム代表のアラン・パーメインは「リアムとアイザックは本当に接戦だった。戦略を分けたが、結局、最後は直接レースをする展開になった。ただ、そこは2人を信頼して任せた。最終的には、リアムが見事な1ストップ戦略をやりきって上回った」と振り返った。

ローソン「最終ラップだしね」と理解

一方のローソンは、チームメイトの行動を冷静に受け止めた。

「僕をブレーキング前に抜こうとして、判断を誤ったんだと思う。でも、どちらのクルマも無事に走り切れた。それよりも、チームにとっては7位と8位でフィニッシュできたことの方が重要だ」

また、最終ラップでのバトル自体は自然な流れだと理解を示した。

「レースの最終ラップだし、正直、チームの方も、彼が仕掛けないなんてことは予期してないと思う。理想的なことじゃないけど、あの状況でレースしないなんてことは考えられないわけで、僕は尊重する」

「もちろん、無事に終われたのはラッキーだったけど、チームにとっては素晴らしい週末になった」

レース後のピットレーンでリアム・ローソンの7位とアイザック・ハジャーの8位を祝うレーシング・ブルズのチームメンバーと岩佐歩夢、2025年11月9日(日) F1サンパウロGP決勝(インテルラゴス・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

レース後のピットレーンでリアム・ローソンの7位とアイザック・ハジャーの8位を祝うレーシング・ブルズのチームメンバーと岩佐歩夢、2025年11月9日(日) F1サンパウロGP決勝(インテルラゴス・サーキット)


2025年F1第21戦サンパウロGPでは、ランド・ノリス(マクラーレン)がポール・トゥ・ウインを達成。2位にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3位にピットレーンスタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が食い込む結果となった。

ラスベガス市街地コースを舞台とする次戦ラスベガスGPは、11月21日(金)のフリー走行1で幕を開ける。

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