
希望を失うハミルトン、2日連続Q2敗退「もう終わったも同然」諦めムードで決勝へ
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2025年F1第21戦サンパウロGP予選で13番手に終わり、2日連続のQ2敗退を喫した。レース前から早くも「週末はもう終わったも同然だ」と諦めの言葉を口にし、決勝での巻き返しの可能性を完全に除外した。
ハミルトンは前日のスプリント予選で11番手、本予選では13番手と、いずれもQ2敗退を喫した。トップ10進出には0.1秒届かなかった。
問題はクルマのセットアップではなく、タイヤのウォームアップだった。アタックラップ前のアウトラップでリアタイヤを適切な温度まで上げられず、グリップを失ったままの状態で計測ラップに入ってしまったという。
「クルマのセットアップ自体は悪くなかったんだ。ただ、タイヤの準備の仕方がうまくいかなかった」とハミルトンは説明した。
一方、チームメイトのシャルル・ルクレールは対照的なパフォーマンスを見せた。
Q2序盤まではペースに苦しんでいたものの、2回目のアタックで4番手に浮上してノックアウト・ゾーンから一転、Q3進出を果たすと、最終的にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を退けて3番手を獲得。同じSF-25を駆る両ドライバーの間で、明暗はくっきりと分かれた。
ハミルトンは予選に先立ち行われたスプリントでも7位に終わっており、週末を通じてペースが上がらない状況が続いている。決勝での巻き返しの可能性を問われると、ハミルトンはこう答えた。
「今の位置からじゃ無理だね。週末はもう終わったも同然だ」
なおこの日は、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)も4年ぶりとなるQ1敗退を喫した。
ハミルトンとフェルスタッペンの両者がそろってQ3進出を逃したのは、両者が出走したグランプリの中でわずか2回のみ。偶然の一致なのか、それとも波乱を呼ぶインテルラゴス特有の“必然”なのか――いずれもサンパウロGP(2024年と2025年)となっている。
レッドブル勢が衝撃のダブルQ1敗退を喫する中、2025年F1サンパウロGP予選では、ランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得。2番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、3番手にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続く結果となった。
決勝レースは日本時間11月9日(日)26時にフォーメーションラップが開始され、1周4309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。