F1サンパウロGP:二重黄旗無視でハミルトンを処分、一方で降格ペナを科さず ― FIA判断の理由とは

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ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、2025年F1第21戦サンパウロGPのスプリント予選後、ダブルイエローフラッグ提示下で減速義務を果たさなかったとして、FIA国際競技規則(ISC)付則H 第2.5.5(b)条およびF1競技規則第26.1(b)違反と認定された。

しかしながらその処分は、ペナルティガイドラインが定める最大10グリッド降格ペナルティではなく、今季初の「戒告」にとどめられた。

事の発端は、SQ2終盤に発生したチームメイト、シャルル・ルクレールのスピンだった。ルクレールはターン10の出口でタイヤをロックさせ、コース右側にマシンを止めた。このアクシデントにより、当該区間にはダブルイエローフラッグが掲示された。

その直後、ハミルトンがそのエリアへ進入。コース左側のライトパネルにはダブルイエローが表示されていたが、聴聞の場でハミルトンは「シグナルは見えていなかった」と釈明した。

ペドロ・ラミーを含む4名のスチュワードは調査の結果、シグナルが点灯してからハミルトンが通過するまでの時間がごく短く、さらに彼の視線が右側のターンインポイントに向けられていたことを確認。この点について、ハミルトンの主張を受け入れた。

一方で、ハミルトンはスピンして停止したルクレールのマシンを視認しており、その先にグリーンライトが点灯していることも確認していた。スチュワードは「ハミルトンは少なくともイエローフラッグ区間内にいたことを認識していたはずであり、減速義務があったのは明白」と指摘した。

こうした経緯を踏まえ、スチュワードは過去の類似事例との整合性を考慮し、降格ペナルティではなく「戒告」という軽い処分にとどめた。

結果として、ハミルトンは10グリッド降格を免れ、スプリントを最後尾ではなく11番グリッドからスタートする見通しとなった。


2025年F1サンパウロGPのスプリント予選では、ランド・ノリス(マクラーレン)がアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)をわずか0.097秒差で抑え、ポールポジションを獲得。3番手にはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続く結果となった。

スプリントは日本時間11月8日(土)23時から、公式予選は同27時から1時間に渡ってインテルラゴス・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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