映画『F1/エフワン』の来日舞台挨拶時にSixTONESの森本慎太郎とゲームセンターで遊ぶ主演のブラッド・ピット、2025年6月 (1)
Courtesy Of WARNER BROS. ENT.

ブラッド・ピット、日本の”ゲーセン初体験”映像が解禁―森本慎太郎と対決…映画『F1/エフワン』で来日

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先週末の6月27日(金)より日米同時公開を迎えた映画『F1/エフワン』(配給:ワーナー・ブラザース映画)。この度、主演のブラッド・ピットが初めて日本のゲームセンターに挑む貴重な映像が公開された。

対戦相手は、劇中でピット演じるソニーと対立するルーキードライバー、ジョシュアの日本語吹替を担当するSixTONESの森本慎太郎。緊張の面持ちで到着を待つ森本の前に、ついにピットが登場し初対面を果たした。

太鼓の達人で魅せた驚異の適応力

何度も来日経験があるものの、ゲームセンターは初めてだというピット。最初の対戦は、日本人にはお馴染みの『太鼓の達人』だった。

ゲームスタートと共に、ピットは初挑戦とは思えない見事なバチさばきを披露した。最後に二人で一緒に太鼓を連打してフィニッシュすると、ピットは「これ、好きだよ」とすっかりこのゲームを気に入った様子。スコアは森本の勝利だったが、ピットはご満悦の表情を見せた。

映画さながらのレーシングバトル

映画『F1/エフワン』の来日舞台挨拶時にSixTONESの森本慎太郎とゲームセンターで遊ぶ主演のブラッド・ピット、2025年6月 (3)Courtesy Of WARNER BROS. ENT.

映画『F1/エフワン』の来日舞台挨拶時にSixTONESの森本慎太郎とゲームセンターで遊ぶ主演のブラッド・ピット、2025年6月 (3)

続いて挑戦したのは、映画『F1/エフワン』にちなんだレーシングゲーム。劇中で3~4か月の厳しいトレーニングを積み、実際にマシンを操縦しているピットが、ここでそのドライビングテクニックを発揮。見事1着でゴールし、ここまで1対1の引き分けに。

そして最後の勝負はバスケットボールゲーム。制限時間内にひたすらシュートを打ち続ける熱戦の末、ピットが勝利を収めた。最後は固い握手を交わし、お互いの健闘を称えた。

プリクラ撮影を満喫

映画『F1/エフワン』の来日舞台挨拶時にSixTONESの森本慎太郎とプリクラ撮影に挑んだ主演のブラッド・ピット、2025年6月Courtesy Of WARNER BROS. ENT.

映画『F1/エフワン』の来日舞台挨拶時にSixTONESの森本慎太郎とプリクラ撮影に挑んだ主演のブラッド・ピット、2025年6月

対決を終えた二人は、日本の若者カルチャーの代表格であるプリクラ撮影へ。ノリノリでポーズを取って撮影した後は落書きコーナーへ移動し、思い思いに落書きを楽しんだ。

最後には、現在第5次ブームが来ているという幅広い世代に人気のカプセルトイにも挑戦。ピットと森本はそれぞれカプセルトイを回し、楽しげな雰囲気で日本のポップカルチャー体験を締めくくった。

「友達と呼んでいいですか?」

森本が「ゲームセンターで一緒に遊んだから、友達と呼んでいいですか?」と語りかけると、ピットは「YES!」と笑顔で固い握手とグータッチ。すっかり意気投合した様子だった。

交流を終えた森本は、「めちゃくちゃ楽しかったです!テンション上がっちゃってめっちゃ汗かいちゃいました(笑)」「友達と呼んで良いって言ってくれて、自慢できる友達が一人増えました」と貴重な経験だったと振り返った。

特にレーシングゲームでの対戦については、「ゲームだったんですけど、競い合えたところはソニーとジョシュアみたいで。実際に同じゲームで戦えたのは嬉しかったです」と、まさに劇中のキャラクターのような対決ができたと語った。

年齢を超えた紳士的な接し方に感銘

映画『F1/エフワン』の来日舞台挨拶時にSixTONESの森本慎太郎とゲームセンターで遊ぶ主演のブラッド・ピット、2025年6月 (2)Courtesy Of WARNER BROS. ENT.

映画『F1/エフワン』の来日舞台挨拶時にSixTONESの森本慎太郎とゲームセンターで遊ぶ主演のブラッド・ピット、2025年6月 (2)

終始フレンドリーに接したピット。森本は、ハリウッドトップスターの紳士的な振る舞いから大切なことを学んだと振り返る。

「ブラッドからすると、僕は彼の歳の半分より下だから、すごく後輩で若い青年だと思うんです。だけど接し方が年齢関係なく、誰にでも同じ接し方をしてくれていたというのがすごく嬉しかったし、それがやっぱり大事なんだと思いました」

新たな夢への第一歩

今回の夢のような時間を過ごした森本は、新たな目標も明かした。

「悔いないですね!今回、『F1/エフワン』に関わって1個夢ができて、実際に向こうでブラッドと共演したいと思って。今回は吹替として映画に参加させてもらっているけど、フィルムの前で一緒にお芝居をするということはしていないから、それができたら良いなって思って。アメリカで会いたいというのは、1個の夢になりました!」

日本のゲームセンターで始まった友情が、ハリウッドへの新たな夢へとつながった特別な一日となった。