映画『F1：The Movie（邦題：F1／エフワン）』のプロモーションのために来日中だった俳優ブラッド・ピットのロサンゼルスの自宅が、空き巣被害に遭っていたことが明らかになった。

複数の現地メディアの報道によれば、事件は現地時間6月25日（水）の夜、ロサンゼルス市ロスフェリス地区の閑静な住宅街で発生した。ピット本人や代理人からの正式な声明は出ていないが、地元警察は現在も捜査を続けている。

ロサンゼルス市警（LAPD）によると、容疑者は3人組で、自宅敷地の正面フェンスを乗り越え、リビングの窓ガラスを破って屋内に侵入したという。その後、室内を物色し、何らかの物品を盗んで逃走したと見られている。

事件当日、ピットはF1映画のプロモーションのため日本に滞在しており、東京・丸の内ピカデリーでの舞台挨拶に登壇していた。ピットは本作で主演を務めており、映画は6月27日に日米同時公開を迎える予定となっている。

なお、自宅の玄関は事件後、板で補修されており、修繕作業が行われている様子が現地報道で確認されている。

警察は現在、逃走した3人の行方を追っている。盗まれた物品の詳細については明かされておらず、犯人の身元や犯行動機も現時点では不明のままだ。

今回の事件は、ロサンゼルスで相次ぐ著名人宅への侵入事件の一つとして注目を集めている。2025年に入ってからは、ニコール・キッドマン＆キース・アーバン夫妻、そしてサッカー元フランス代表のオリヴィエ・ジルーらの自宅も、同様の手口によって被害に遭っている。