
クッシュ・マイニ、2025年アルピーヌF1リザーブドライバーに就任
アルピーヌF1チームは、若手育成プログラム「アルピーヌ・アカデミー」に所属するクッシュ・マイニを、2025年シーズンのテスト兼リザーブドライバーに任命した。
24歳のインド人ドライバーであるマイニは、2023年10月にアルピーヌ・アカデミーに加入。昨年のFIA-F2選手権では、ハンガロリンクでの優勝を含む5度の表彰台を獲得し、今後の成長が期待されている。
2025年シーズン、マイニはダムスからFIA-F2選手権に参戦しながら、アルピーヌのTPC(旧車テスト)プログラムを通じてF1マシンでの走行経験を積む。
さらに、英国エンストンのシミュレーターを活用し、2025年型「A525」のセットアップ開発やパフォーマンス向上にも貢献する予定だ。
マイニは、今回の抜擢について次のように語った。
「フラビオ(ブリアトーレ)とオリバー(オークス代表)の継続的な支援に感謝している。2024年に学んだことを活かし、F1マシンでの学習を通してさらに成長していきたい」
アルピーヌ・アカデミーのディレクター、ジュリアン・ラウスは、マイニの起用について次のようにコメントした。
「これまでもTPCやF2での走りを通してチームに感銘を与えてきた。2025年もそうなることを期待している」
また、マイニのリザーブドライバー就任により、チームのドライバー陣がさらに強化されると付け加えた。