2024年F1シンガポールGPでマクラーレンMCL38に施される「レジェンド・リボーン・リバリー」 (2)
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マクラーレンF1、MLC38「レジェンド・リボーン」を発表、MP4とセナら13名を称える特別リバリーをF1シンガポールGPで

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マクラーレン・レーシングは9月19~22日のF1第18戦シンガポールGPで、かつてのMP4シリーズと、これをドライブしたアイルトン・セナを含む伝説的なドライバー達を称える「レジェンド・リボーン」リバリーをMCL38に採用する。

2024年F1シンガポールGPでマクラーレンMCL38に施される「レジェンド・リボーン・リバリー」 (1)Courtesy Of McLaren

2024年F1シンガポールGPでマクラーレンMCL38に施される「レジェンド・リボーン・リバリー」 (1)

マクラーレンは1981年以降、F1マシン名の接頭辞に「MP4」を掲げていた。これは当時のスポンサーであるマルボロの「M」と、1981年に向けてマクラーレンと合併したロン・デニス率いる「プロジェクト4」の「P」から取ったもので、1996年まで続いた。

1997年以降も「MP4」が継続されたが、これは「マクラーレン・プロジェクト4」の略であり、デニスの失脚とザク・ブラウン体制への移行に伴い、2017年以降は「MCL」に変更された。

シンガポールGPでの一戦限りのリバリーは、MP4時代を象徴するホワイトと、2017年以降にマクラーレンがアイコンとして打ち出したパパイヤカラーを組み合わせたもので、アイルトン・セナ、アラン・プロスト、ニキ・ラウダといったMP4時代の13名のドライバーの名前がコックピット部分に刻まれている。

マクラーレンは今年5月のモナコGPでもトリビュートカラーを採用しており、セナの象徴的なヘルメットからインスピレーションを得た鮮やかなイエロー、グリーン、ブルーのカラースキームに置き換えられたMCL38がモンテカルロ市街地コースを駆け抜けた。

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