9月13日に行われた2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの金曜2回目のフリー走行では、シャルル・ルクレール（フェラーリ）が1分43秒484を記録してタイムシートのトップに立った。2番手にはセルジオ・ペレス（レッドブル）、3番手にはルイス・ハミルトン（メルセデス）が続いた。角田裕毅（RB）は11番手だった。

FP2：ハイライト動画

FP1でのクラッシュ後、修復されたクルマでコースに戻ったルクレールは、左コーナーではステアリングが重く、右コーナーでは軽く感じるとして、再度修復作業を余儀なくされ、結果的に路面が改善したセッション最終盤に計測ラップを走行。バクーで2度優勝した唯一のドライバーであるペレスを僅か0.006秒差で抑えてトップに立った。

一方、ターン5で止まり切れず、ギリギリのところで壁との接触を避けたマックス・フェルスタッペン（レッドブル）は、チームメイトのペレスからコンマ5秒遅れの6番手に留まった。

2024年F1アゼルバイジャンGP《FP2》結果

FP1：ハイライト動画

開始12分、ターン12付近にデブリが確認されたことで、まずは5分間にわたりセッションが中断された。その再開から10分を待たずに、今度はルクレールがターン15で壁に衝突。右フロントを損傷させ、2度目の赤旗を招いた。

3度目の赤旗は、バクー初参戦となるフランコ・コラピント（ウィリアムズ）によって引き起こされた。ターン4でブレーキング時にリアを失い、FW46はリアと左フロントに大きなダメージを負った。僚友アレックス・アルボンもターン4でヒヤリとする場面があったが、エスケープゾーンに逃れた。

2024年F1アゼルバイジャンGP《FP1》結果

FP3は日本時間9月14日(土)17時30分から、公式予選は同21時から1時間に渡ってバクー市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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