14番手に留まった予選を経てインタビューに答える角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年6月29日(土) F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)
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角田裕毅、Q3進出に足る「ペースは間違いなくあった」14番手敗退は自身の”ミス”と強調

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2024年6月29日(土)のF1オーストリアGP予選で14番手に終わった角田裕毅(RBフォーミュラ1)は、Q3に進出できるだけのペースがあったのは「間違いない」と述べ、Q2で敗退したのは自身のミスが原因だと強調した。

角田裕毅はQ1で、2回目の計測ラップでトップ10に入ったものの、ターン6のトラックリミットによりタイムが抹消され、3セット目の新品ソフトを使って8番手で突破した。ただ結果的に、抹消タイムではQ2に進出できなかった。

続くQ2では5セット目の新品ソフトを投じた最終ラップを途中で断念。フィニッシュラインを越えることなくピットレーンに入っていき、Q3まで0.138秒差の14番手でクルマを降りた。

Q3進出に足るほどクルマが速くなかったのか?と問われた角田裕毅は「Q3に進めるだけのペースはあったと思います」と語った。

「ですが僕はまとめ切ることができませんでした。なので(Q3に進めなかったのは)僕のミスです」

1ポジションアップの13番手でフィニッシュしたスプリントを経て角田裕毅は、「ペースはそれほど悪くなかった」として、週末を通して得られた知識や収集したデータを元に、予選に向けてセットアップを変更することを仄めかしていた。

「クルマは良いと思います。これまでのセッションを通して最善のクルマに仕上げることができたのは確かです。チームの素晴らしい仕事のおかげです」と角田裕毅は続ける。

「Q3に進出できるだけのペースは間違いなくありました。なのでこれは僕のミスです」

チームメイトのダニエル・リカルドはQ3にあと1000分の15秒と迫る11番手を刻んだ。

パルクフェルメで計量するスプリント13位の角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年6月29日(土) F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)Courtesy Of Red Bull Content Pool

パルクフェルメで計量するスプリント13位の角田裕毅(RBフォーミュラ1)、2024年6月29日(土) F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)

なお予選中に「侮辱的な言葉」を使ったとして角田裕毅はセッション後に4万ユーロ(約690万円)の罰金が科された

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