10番手セルジオ・ペレス「予想通り」レッドブル先行論を一蹴…メルセデスに警戒感
F1開幕バーレーンGPの初日、かろうじてFP2でトップ10に滑り込んだセルジオ・ペレスは、レッドブルが他を圧倒するだろうとのパドックの見方を一蹴し、タイムシートで最上位を占めたメルセデス勢に対する警戒感を口にした。
FP1で12番手に留まったペレスは日没後の1回目のプラクティスで10番手にまでポジションを上げたが、それでもトップタイムを刻んだルイス・ハミルトン(メルセデス)とのギャップは0.741秒と大きく開いた。
初日出来について問われたペレスは「予想通りだったよ。バーレーンは本当に厳しいコースなんだ。FP1からFP2にかけては兎に角、予選と週末に向けてコースを学ぶだけだった。僕らにとってはこれが鍵になるはずだ」と語った。
「得たものは多く、興味深かった。クルマで色んな事を試してみたんだ。テストではそうする機会がなかったからね。メカニカル・バランスを探るために色々と探っているところなんだ。だから概して言えば良かったと思う」
2日目に向けてのチェックリストについては「僕らが目指しているのは唯一、よりバランスの取れたクルマに仕上げるという事だけだ」と説明した。
タイムシートの最上位を独占したメルセデスのペースに関しては「僕らは1秒先行しているとか何とかって多くの人が話していたけど、僕はただ笑ってた。だって状況が遥かに接近している事は分かっていたからね」と答えた。
「彼らはすごく競争力がありそうに見えるし、明日は本当にタイトな争いになると思う」
2024年F1バーレーンGPの初日F2をトップで締め括ったのはルイス・ハミルトン。2番手にジョージ・ラッセルが続き、メルセデスがタイムシートの最上位を独占した。
3回目のフリー走行は日本時間3月1日(土)21時30分から、公式予選は同25時から1時間に渡ってバーレーン・インターナショナル・サーキット(BIC)で開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。