超クール!アルファロメオ、最後のF1イタリアGPで「C43」に限定特別カラー…ブラック基調にトリコロール
アルファロメオは母国レースとなる2023年FIA-F1世界選手権第15戦イタリアGPに先立ち、発表されたばかりの新型「33ストラダーレ」を祝したイタリア国旗のトリコロールが印象的な「C43」のスペシャルカラーをお披露目した。
この1戦限りのリバリーはブラックを基調として、1960年代のアイコンであり、アルファロメオの歴史において最も伝説的なクルマのひとつである「33ストラダーレ」にちなんだゴールドのアクセントと、イタリア国旗の緑、白、赤の3色があしらわれている。
ザウバーとのタイトルスポンサー契約を2023年末を以て終了するアルファロメオにとって、今週末のイタリアGPは最後の母国レースとなる。2024年に向けてはハースとの提携が噂されているものの、現時点で正式に明らかにされている事は何もない。
ハースはマネーグラムと長期に渡るタイトルスポンサー契約を締結しており、アルファロメオとの提携に向けては契約上の課題を解決する必要がある。
このカラーリングについてチーム代表を務めるアレッサンドロ・アルンニ・ブラービは「33ストラダーレのみならず、アルファロメオ全体、そしてその生まれ故郷であるイタリアへの真の賛辞だ」と語った。
またアルファロメオのジャン=フィリップ・インパラートCEOは「歴史に恥じないもの」をとの想いの下、作り上げた33ストラダーレに込められた「精神、情熱、ビジョンを体現」するものであると語った。
このカラーリングは、ミラノ近郊のアレーゼにあるアルファロメオ・ミュージアムで開催された新型33ストラダーレの発表記念特別イベントで、バルテリ・ボッタスと周冠宇によって披露された。
アルファロメオは6月18日のカナダGP以降、一度もポイントを獲得できておらず、コンストラクターズ選手権では9位と低迷。6ポイント差で辛うじてアルファタウリを抑える状況にある。
74回目の開催を迎えるイタリアGPはスピードの殿堂、モンツァ・サーキットを舞台に、日本時間9月1日(金)20時30分からのフリー走行1で幕を開ける。予選と決勝を含めた全セッションはDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。