Courtesy Of Red Bull Content Pool
F1アゼルバイジャンGP、2026年までの開催継続が決定…3年の契約延長に合意
FIA-F1世界選手権は2023年4月29日(土)、3年の契約延長合意を経て少なくとも2026年までアゼルバイジャンGPを開催し続けると発表した。
アゼルバイジャンでは2016年に初めてF1グランプリが開催され、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)が初代ウィナーに輝いた。当初は「ヨーロッパGP」の名称を掲げたが、翌17年以降はアゼルバイジャンGPと名を変えた。
舞台となるバクー市街地コースはヘルマン・ティルケ設計のコースで、ヘイダル・アリエフ・センターなどの近代建築が並ぶセクター1と、中世の城壁が目を引く旧市街のセクター2とのコントラストが印象的だ。
F1のステファノ・ドメニカリCEOは「バクー市街地コースは非常に人気のあるF1開催地であり、例年に渡ってエキサイティングかつドラマティックなレースが行われてきた。アゼルバイジャンとの関係拡大を嬉しく思うと共に、共に成長を続けていくことを楽しみにしている」と語った。
アゼルバイジャンの青少年スポーツ大臣を務めるFarid Gayibovは、F1グランプリの開催が国と地域に与える「経済的、社会的、文化的影響は注目に値する」ものであるとして、契約延長の合意に至った事を「本当に嬉しく思う」と述べた。