レッドブル「なるべくしてなった勝利」ペレスを称賛するホーナー
F1第7戦モナコGPでのセルジオ・ペレスの優勝についてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「なるべくしてなった勝利」と述べ、今シーズンそして今週末のパフォーマンスを考えれば当然の帰結との考えを示した。
トップチェッカーを受けたペレスに続いてマックス・フェルスタッペンが3位フィニッシュした事で、レッドブルはV6ハイブリッド時代になって初めてモナコでW表彰台を獲得する事となった。
予選とプラクティスを含め、週末を通してフェルスタッペンは一度もペレスを上回る事ができなかった。計125点のドライバーズ・チャンピオンシップ・リーダーが優勝以外のポジションでチェッカーフラッグを受けたのは今季初めてだ。
レッドブルの指揮官は予測不能の65周を終えて「我々にとってもチェコにとっても今日は驚くべき1日になった。週末を通してノッていた彼にとっては当然の勝利だ」と語った。
「チームワークと2人のドライバーの走りによってフェラーリを狙い撃ちにできて本当に最高だった」
「チェコは今年、とても良い仕事をしてくれている。ジェッダでは見事なポールを獲得し、今年はマックスとのタイム差も遥かに縮まってきている。今日の勝利はなるべくしてなったのだ」
「マックスの方は今週末、クルマを思うようにドライブできていなかったが、それでもこうしてシャルルを打ちのめし、目標としていたチャンピオンシップのリードを保つことができたので、この結果には満足している」
「ドライバー、ピットウォール、ガレージ、そしてミルトンキーンズでの素晴らしいチームワークによって、我々は今週末のパフォーマンスを最適化することができた。本当にハッピーだよ」
5月29日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われた2022年F1第7戦モナコGPの決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレス(レッドブル)が通算3勝目を上げた。2位はカルロス・サインツ(フェラーリ)。3位表彰台にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が滑り込んだ。
バクー市街地コースを舞台とする次戦アゼルバイジャンGPは6月10日のフリー走行1で幕を開ける。