フェルスタッペン、2022年ローレウス世界スポーツ最優秀賞を受賞!象徴賞にはバレンティーノ・ロッシ
2021年のF1ワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2022年のローレウス世界スポーツ最優秀賞(Laureus World Sportsman of the Year)を受賞した。
フェルスタッペンは昨年、ホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブルRB16を愛機としてポールポジション10回、優勝10回、表彰台18回を獲得。最終戦の最終ラップでルイス・ハミルトン(メルセデス)を交わし、オランダ人初のF1世界王者に輝いた。
Really honored to be crowned World Sportsman of the Year by @laureussport
Off course I have to thank @redbullracing, as I couldn’t have managed this without their incredible support
A special thank you goes out to my dad @MaVic009 I’ll never forget everything he did #Laureus22 pic.twitter.com/KhVZVPj2DA
— Max Verstappen (@Max33Verstappen) April 24, 2022
ローレウス世界スポーツ賞はその年に最も活躍したスポーツ選手や団体の偉業を称えるもので、スポーツ界のアカデミー賞とも称される。各国ジャーナリストの投票によってノミネートされた中から、ローレウス・スポーツ・アカデミー会員が投票で受賞者を決定する。
最優秀賞には今年、サッカー界のスーパースター、ポーランド代表のロベルト・レヴァンドフスキや、引退を発表したばかりのNFLのレジェンド、トム・ブレイディ、ATPランキング1位のスターテニスプレイヤー、ノバク・ジョコビッチ、競泳で7度の五輪金メダルを保つケーレブ・ドレッセルがノミネートされ、フェルスタッペンが最優秀選手に選ばれた。
フェルスタッペンは受賞について「もちろん凄く嬉しい。長年に渡るハードワークの賜物だからね。本当に誇らしいよ」と喜びを語った。
「タイトルを獲る事は小さい頃から夢に描いてきた事だった。父には『遂にやったね。色んな事があったけど、この目標に向かってヨーロッパ中を旅し続け、何年も頑張ってきて、こうして今、2人でそれをやってのけたんだ』って声をかけたよ」
「オランダ人ドライバーとして初めて世界選手権を制覇したから、国内の新聞やファンの反応はとんでもない事になっていた。決して忘れる事はない」
「そして、こうして世界で最も権威ある賞の一つを受賞する事になった。本当に意義深い事だし凄く嬉しいよ」
各部門の受賞者は以下。モータースポーツ界からは、昨シーズンを以てロードレース世界選手権(MotoGP)から引退したバレンティーノ・ロッシがスポーツ象徴賞(ローレウス・スポーティング・アイコン賞)に選出された。
- 最優秀男子選手:マックス・フェルスタッペン
- 最優秀女子選手:エレイン・トンプソン=ヘラ(陸上)
- 最優秀チーム:サッカー男子イタリア代表
- 最優秀躍進選手:エマ・ラドゥカヌ(テニス)
- 最優秀復帰選手:スカイ・ブラウン(スケートボーダー)
- 最優秀障害者選手:マルセル・フグ(車いす)
- 最優秀アクション選手:ベサニー・シュリーバー(BMX)
- 生涯功労賞:トム・ブレイディ(NFL)
- 偉業達成賞:ロベルト・レヴァンドフスキ(サッカー)
- スポーツ象徴賞:バレンティーノ・ロッシ(バイク)
- スポーツ貢献賞:Lost Boyz Inc.
- スポーツ貢献団体賞:レアル・マドリード財団
- アスリート代弁賞:ゲーラルド・アサモア(サッカー)、ブラックイーグルス