セッションに向けて準備するスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅、2022年4月8日F1オーストラリアGP
Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅「走り始めてすぐ自信が持てた」初のアルバート・パークで上々発進

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スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は4月8日(金)のF1第3戦オーストラリアGPの初日2回目のプラクティスで1分20秒424の12番手タイムを刻んだ。アルバート・パーク・サーキットを走行するのは今回が初めて。

9番手タイムを刻んだチームメイトのピエール・ガスリーとは0.282秒の差がついたが、両者は異なるプログラムに取り組んでいた。ガスリーがソフトタイヤを中心に走行を重ねたのに対し、角田裕毅はハードタイヤでのプログラムを担当した。

自身初走行となるアルバート・パーク・サーキットを周回するアルファタウリの角田裕毅、2022年4月8日F1オーストラリアGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

自身初走行となるアルバート・パーク・サーキットを周回するアルファタウリの角田裕毅、2022年4月8日F1オーストラリアGP

FP1に先立っては、今季3基目となるICE(内燃エンジン)、ターボチャージャー、MGU-K、MGU-Hを開封した。前戦サウジアラビアGPではメカニカルトラブルにより予選と決勝を走行する事ができなかった。

即座にペナルティが科せられる事はないものの、22戦が並ぶ今季いずれかのタイミングでのグリッド降格は避けられない見通しだ。

なおFP2でカルロス・サインツ(フェラーリ)の走行を妨害したとして、スチュワードは角田裕毅に今季2度目となる戒告処分を言い渡した

走り始めてすぐに自信が持てた

角田裕毅
FP2: 12位 1分20秒424 / FP1: 11位 1分21秒289

このコースを走るのは本当に楽しかったです。僕にとっては初めてのコースなのでレイアウト変更による違いは分かりませんが、走り始めてすぐに自信を持つことができました。

序盤から良いペースがありましたし、今日の結果にはかなり満足しています。

自分たちが抱えている問題点は把握できていますし、適切なセットアップの方向性を探るという点でも正しい方向に向かっていると思います。

僕自身としてもまだ改善できる部分が幾つかありますので、明日に向けてクルマのパフォーマンスを最大化するために、どのようにまとめ上げていけるかを検討していきたいと思います。


初日をトップで締め括ったのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)を0.245秒差で退けた。3番手にはコンマ4秒遅れでカルロス・サインツ(フェラーリ)が続く結果となった。

F1オーストラリアグランプリ3回目のフリー走行は日本時間4月9日(土)12時から、公式予選は同15時から1時間に渡ってアルバート・パーク・サーキットで開催される。

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