ハースF1チームは2月3日(木)、2022年シーズンのFIA-F1世界選手権に投入する新車「VF-22」のカラーリングを翌4日(金)グリニッジ標準時11時、日本時間20時に公開すると発表した。

「VF-22」はテクニカルパートナーシップを締結する跳馬のお膝元、マラネロで開発が進められている。テクニカル・ディレクターとして指揮を採るのはフェラーリからレンタル移籍中のシモーネ・レスタだ。

ハースにとっては2年の歳月を投じた逆襲の1台となる。米国カナポリスのチームは昨季型「VF-21」の開発を捨て、歴史的新規制が導入される2022年シーズンにリソースを集中させた。

ステアリングを握るのは昨年と変わらずミック・シューマッハとニキータ・マゼピンという若手コンビだ。ノーポイントのルーキーシーズンを経て二人は今年、ダークホースとなれるだろうか。

チームが発表するのはマシンではなく「リバリー」。クルマに施されるグラフィックのみで、例年の傾向から考えると、実際のマシンデザインはバルセロナでのプレシーズンテスト初日に発表されるものとみられる。