早い!メルセデス、2022年型「W13」に火入れ…ハースは「VF-22」のホモロゲーションを取得
ドラマティックな結末を迎えたアブダビでの最終戦から2週間足らず…コンストラクターズ選手権9連覇を目指すメルセデスは12月23日(木)、2022年型F1マシン「W13」のファイアアップを行い、ハースは「VF-22」のホモロゲーションを取得した事を明らかにした。
シルバーアローは木曜、ライバルチームに先駆け、英国ブラックリーのファクトリーと思われる場所で来季仕様の新車に火を入れる様子を収めた動画を公開した。
シャシーがホモロゲーションを取得しているのかどうかは不明だが、例年は1月後半~というのが相場であり、かなり早い段階での火入れとなった。シェイクダウンがいつ行われるのか興味深いところだ。
また、今季向けの開発の一切を放棄し、次世代車両が導入される2022年に全てを懸けてきたハースもまた、同じ日に新車「VF-22」がFIAクラッシュテストに合格した事を明らかにした。プレシーズンテストを含めた公式セッションでの走行のためには、規約で義務付けられている安全検査をパスしてホモロゲーションを取得する必要がある。
2022年シーズンのマシンは従来型とは大きく異る。テクニカル・レギュレーションは全面刷新された。オーバーテイク促進のために複雑なエアロパーツは一層され、アンダーフロア・トンネルの採用によって従来以上にグランドエフェクトが重視される。
いずれのチームもまだ、新車発売日時を決定していないが、フェラーリは今週、未だに正式な名前が与えられていない2022年モデルを2月16日~18日の間に発表する意向を明らかにした。