公認ゲーム「F1-2021」に収録されたF1サウジアラビアGPの舞台、ジェッダ市街地コース
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車載映像:これがジェッダ市街地コースだ! 公式ゲーム「F1 2021」サウジアラビアGPの新サーキットを収録

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初開催のF1サウジアラビアGPの開催に向けて公式ゲーム「F1 2021」はアップデートをリリースし、ジェッダ市街地コース(英:Jeddah Circuit)を新たに収録。そのオンボード映像が公開された。

ジェッダ市街地コースはサウジアラビアの首都リヤドに次ぐ第二の都市、ジェッダに建設が進められているストリートサーキットで、12月3~5日に同国初となるグランプリの開催が予定されている。

アゼルバイジャンGPの舞台、バクー市街地サーキットを参考として設計されたこのコースは、シミュレーションにおいて平均速度250km/hが見込まれており、264.4km/hを誇るモンツァに次ぐ高速コースとなる見通しで、市街地コースとしてはF1史上最速となる見通しだ。

上記動画からも明らかなように、27個ものコーナーを擁するにも関わらず、その多くは超高速コーナーというレイアウトで、強力なダウンフォースを持つF1マシンにとってはその大部分をエンジン全開で駆け抜ける事ができる。

まずはターン1に向けた短いストレートを経て、左右と続くシケインが現れる。続いて幾多もの超高速コーナーを経てマシンはバンクを持つロング・ヘアピンのターン13を回り込む。一つの見所になりそうだ。

半分を折り返すと、再び流れるような高速コーナーが続く。そして最終ターン27を経て、スタート・フィニッシュラインに戻ってくる。

オーバーテイク・ポイントになり得ると思われるのは、DRSゾーンが設けられるホームストレート終端のターン1と、ヘアピンのターン13だ。

それにしても、路面や気象コンディションを考慮しなければ、メルセデス、あるいは5基目のフレッシュエンジンを卸したばかりのルイス・ハミルトンが如何にも速さを発揮しそうなコースレイアウトだろうか。

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