セルジオ・ペレス、跳馬追い抜きあぐねて後退4位「不用意にリスクを取るのは避けたかった」
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは3番グリッドから挑んだF1第19戦サンパウロGPスプリント予選で1ポジションダウンの4位に終わった。
ペレスは1周目に後続のカルロス・サインツ(フェラーリ)に先行を許した。サインツはソフト、ペレスはミディアムタイヤを履いていた。
その後は終始、SF21のDRS圏内に入ってオーバーテイクを試みたものの届かず、1.064秒遅れの4位に終わった。
不用意にリスクを取るのは避けたかった
セルジオ・ペレススプリント予選: 4位, FP2: 6位
カルロス・サインツを抜けず苦労してしまった。楽に交わせると思ったんだけど、最終コーナーからの脱出が上手くいかなかった。抑え切れると思っていたんだけどスタートで前を許してしまった。
抜けなかった原因は、サインツが常に最終コーナーを良い形で立ち上がっていた一方、僕がタイヤのオーバーヒートを抱えていたからだった。それにフェラーリのストレート・スピードもかなり速かった。
とは言え重要なのは明日のレースだ。まだやれる事はたくさんあるし、今日よりリスクを取っていきたい。
今日だってやろうと思えばポジションを取り返せた可能性はあったけど、(本レースを前に)不用意にリスクを取るのは避けたかったんだ。
でも決勝では追い上げていくつもりだし、スタートからプッシュして前に進んでいきたいと思ってる。
スタートポジションは悪くないから、出来るだけ早い段階でフェラーリを交わしたい。1周目から良いペースで走れればって思ってる。
今日を教訓にして明日はもっと良い結果を目指していく。
2021年 F1サンパウロGP(旧ブラジルGP)決勝レースは、日本時間11月14日(日)26時にスタート。1周4309mのインテルラゴス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。