セルジオ・ペレス、1-2フィニッシュ射程の3番手「スタートが決定的に重要」
レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは7月3日のF1オーストリアGP公式予選で僚友マックス・フェルスタッペンから0.27秒遅れの3番手タイムを刻み、今季4度目のセカンドローを手にした。
前戦シュタイアーマルクGPでコンマ5秒及ばず4位に甘んじた後に「次こそはマックスと一緒に表彰台に上がりたい」と語っていたペレスは、1-2フィニッシュを射程に捉えて決勝のグリッドに着く。
ポイントは後続のメルセデス勢を抑えつつ、直線番長たるマクラーレンのランド・ノリスを如何に早い段階で交わせるかだ。
順位 | ドライバー | チーム | Q3 |
---|---|---|---|
1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:03.720 |
2 | ノリス | マクラーレン | 1:03.768 |
3 | ペレス | レッドブル | 1:03.990 |
4 | ハミルトン | メルセデス | 1:04.014 |
5 | ボッタス | メルセデス | 1:04.049 |
スタートが決定的に重要
セルジオ・ペレス予選: 3位, FP3: 7位
チームのホームコースで本当に良い結果が残せて嬉しい。マックスと共に良いスタートポジションを確保できたから、明日は何としても上手くスタートを切りたい。決定的に重要なポイントだからね。
今週末はバランスの改善に時間を費やし、あらゆるエリアを見直しながら、走る度に少しずつタイムを上げていくようなハードな日々だった。
僕はミディアムタイヤでスタートする事になるけど、1ストップでいくか2ストップでいくかは未だ分からない。誰も十分にロングランをこなせていなから判断するのが難しい。
今日は最終的に良いラップタイムを刻めたけど簡単ではなかった。
明日は何が起きても不思議はないけど、僕らのクルマは予選よりもレースの方が調子が良いはずだから、戦い抜いてチームに着実にポイントを持ち帰りたい。
ランド(ノリス)にもおめでとうと言いたい。今日のラップは本当に素晴らしかった。
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はランド・ノリス(マクラーレン)。3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)という結果となった。
2021年 F1オーストリアグランプリ決勝レースは、日本時間7月4日(日)22時にスタート。1周4326mのレッドブル・リンクを71周(306.452km)する事でチャンピオンシップを争う。