アルファタウリ・ホンダ、2台でQ2敗退も「決勝では力強いレースができるはず」とガスリー
2020 F1第11戦アイフェルGP公式予選に挑んだアルファタウリ・ホンダ勢は、ピエール・ガスリーが12番手、ダニール・クビアトが13番手に終わり、2台揃ってQ2敗退を喫した。
とは言え、2人のドライバーは共に決勝での巻き返しに自信を示しており、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、ニュルブルクリンクでのAT01のペース不足を認めつつも「タイヤ選択の自由があるポジションからのスタートは、明日の決勝でアドバンテージになり得る」と語っている。
Pos | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 |
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11 | ベッテル | フェラーリ | 1:27.107 | 1:26.738 | |
12 | ガスリー | アルファタウリ | 1:27.072 | 1:26.776 | |
13 | クビアト | アルファタウリ | 1:27.285 | 1:26.848 | |
14 | ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1:27.532 | 1:26.936 |
アルファタウリ:F1アイフェルGP予選
ピエール・ガスリー予選: 12位, FP3: 10位
12番手という結果は少し残念だけど、厳しい週末になるであろう事は分かっていたし、クルマを適切なウインドウに収める事が出来ていなかった。予選で幾つかマイナーチェンジを施して幾らか改善できたけど、ライバルとやり合う上では十分とは言えなかった。
データを見直して、改善できたであろう箇所について分析する必要はあるけど、明日のスタートタイヤが選べるのはポジティブだ。決勝では力強いレースができると思っているし、自信もある。
12番手スタートだから、戦略的に他と違うことを試してみたいと思ってる。戦略が功を奏する事を祈るよ。明日の決勝が楽しみだ。
ダニール・クビアト予選: 13位, FP3: 12位
今日は本当に寒かった! FP3のすぐ後に予選が迫っていたから、この寒いコンディションの中でのベストなセットアップと走行ラインを急いで分析しなきゃならなかった。
良いチャレンジだったと思うし楽しかったけど、残念ながらペースという点では最高とは言えず、まずまずという感じだった。とはいえ、今日の自分の走りには満足しているし、あれ以上のタイムは出せなかったと思う。でもQ3進出組とのギャップはいつもより開いていた。
傾向として僕らは予選よりも決勝でのパフォーマンスの方が良いから、明日もポイント獲得のチャンスは十分にあると思ってる。ニュルブルクリンクで良い戦いができるよう頑張るよ。
僅か60分間の練習走行を経て行われた予選では、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が僚友ルイス・ハミルトンを2番手に抑えてポールポジションを獲得。セカンドローはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。
2020年 F1アイフェルグランプリ決勝レースは、日本時間10月11日(日)21時10分にスタート。1周5148mのニュルブルクリンクを60周する事でチャンピオンシップを争う。