アレックス・アルボン、僚友との1.1秒差に困惑「ギャップが大きすぎる…正直理由が分からない」
レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは9月26日(土)に行われたF1第10戦ロシア公式予選を終えて、チームメイトであるマックス・フェルスタッペンに大きく引き離された理由を尋ねられると「正直に言ってよく分からない」と困惑した表情を浮かべた。
僚友マックス・フェルスタッペンが途方も無いサプライズラップを披露し、メルセデスの2位台に割って入る2番グリッドを獲得した一方、アルボンはQ3に駒を進めながらもフェルスタッペンに1.141秒も遅れ、姉妹チームのピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)にすら先行を許す10番手に終わった。
順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | 周 |
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2 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:33.630 | 1:33.157 | 1:31.867 | 21 |
9 | ガスリー | アルファタウリ | 1:33.734 | 1:33.139 | 1:33.000 | 21 |
10 | アルボン | レッドブル | 1:33.919 | 1:33.153 | 1:33.008 | 19 |
11 | ルクレール | フェラーリ | 1:34.071 | 1:33.239 | 10 |
ギャップが大きすぎる…正直理由が分からない
アレックス・アルボン予選: 10位, FP3: 19位
予選Q3で何が起きていたのか、正直なところ現時点ではよく分からない。エンジニアと一緒にこの後、詳しく分析してみなきゃならない。Q1とQ2は問題なく走れていたのに、Q3では皆がタイムを更新していく中、僕だけが改善できなかった。
マシンのポテンシャルを出し切り、僕自身も良いラップが走れたと思っていただけに、どうしてこんな結果になったのか理解に苦しむ。もう少しうまくやって後コンマ数秒上げることはできたかもしれないけど、周りとのギャップがかなり大きく混乱している。とにかく懸命に作業に取り組む他にない。
何台かのマシンがスピンしたりトラックリミットを超えたりしていたけど、あれはFP3から予選にかけて風向きが大きく変わったせいじゃないかな。明日に向けて改善させるために、今夜は宿題を片付けるよ。
ソチはターン1までの距離が長く、あらゆることが起こり得るから、やれるだけの事をやって結果を待つのみだ。
3ラウンドに渡って行われた予選では、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。
2020年 F1ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月27日(日)20時10分にスタート。1周5,872mのソチ・オートドロームを53周する事でチャンピオンシップを争う。