アレックス・アルボン、FP2で精彩欠くも「プッシュし過ぎただけ」
レッドブル・ホンダのアレックス・アルボンが7月10日(金)に行われた2020 F1第2戦シュタイアーマルクGP初日プラクティスを振り返った。
アルボンは、ロングランにフォーカスしたFP1で6番手タイムを刻んだ一方、午後のFP2ではオーバースピードでターン3に突っ込みスピンを喫したり、セッション終盤にはターン7の出口でリアを失いグラベルに突っ込むなど、まとめ切れずに最終7番手でクルマを降りた。
Pos | Driver | Team | Time | Gap |
---|---|---|---|---|
1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:03.660 | |
6 | ハミルトン | メルセデス | 1:04.348 | +0.688 |
7 | アルボン | レッドブル | 1:04.437 | +0.777 |
8 | ノリス | マクラーレン | 1:04.541 | +0.881 |
精彩欠くも「プッシュし過ぎただけ」
アレックス・アルボンFP2: 7位/1:04.437, FP1: 6位/1:05:483
今日は工夫を凝らして、先週とは異なる幾つかのものを試してみた。上手くいったものもあったし効果がなかったものもあったから、良くも悪くもといった感じの1日だった。
明日の天気がどうなるのかは分からないから見守るしかないね。仮に走れたとしても、ここの雨は毎度モンスーン(季節風)だから注意しなきゃならない。
イレギュラーな週末になりそうだけど、通常の金曜日と同じように今夜もデータを分析して明日に向けて準備を進めるだけさ。
セッション後半にスピンしてしまったけど、あれはコーナー出口でプッシュし過ぎた結果リアを失っただけだから何も深刻ことじゃない。
マックス(フェルスタッペン)の方は凄く良いセッションだったし、クルマの調子も良さそうだから、彼の側のガレージからフィードバックをもらって改善していきたい。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)を1000分の43秒という僅差で退けた。3番手には同0.217秒遅れでセルジオ・ペレス(レーシングポイント)が続く結果となった。
F1シュタイアーマルク・グランプリ3回目のフリー走行は日本時間7月11日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。