Courtesy Of Toyota Motorsport GmbH
中嶋一貴、WECチャンピオン獲得で「愛知県スポーツ功労者特別表彰」27日に表彰式
大村秀章愛知県知事は16日、同県出身の元F1ドライバーである中嶋一貴を、愛知県スポーツ功労者特別表彰に選出し表彰すると発表した。表彰式は2019年12月27日(金)午前11時から午前11時20分まで、愛知県公館にて行われる。
愛知県スポーツ功労者特別表彰は、国際的なスポーツの競技大会等で優れた成績を上げるなど、愛知県のスポーツ振興に関して特に功績が顕著な、愛知県ゆかりの選手に対する表彰で、FIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019シーズンのチャンピオンに輝いた事が高く評価された。
表彰式では、大村愛知県知事から表彰楯及び、愛知県の伝統工芸品である七宝の装飾を施した眼鏡立てが記念品として授与される。
愛知県岡崎市出身の中嶋一貴は、全日本F3選手権やスーパー耐久などの国内シリーズを経た後、2007年にトヨタの支援を受けGP2に参戦。同年の最終戦でウィリアムズからF1デビューを果たした。2009年末を以てF1を去ると、2012年よりWECに参戦。2018年には日本人として3人目のルマン・ウィナーとなり、同年のシリーズチャンピオンに輝いた。