メディア対応するメルセデスAMGのルイス・ハミルトン、2019年F1メキシコGPにて
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ルイス・ハミルトン、0.5秒の大差落ちで4番手「雨乞いのダンスでもしようかな…」F1メキシコGP《予選》

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メルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、26日(土)のF1メキシコGP公式予選で4番手に留まった。トップタイムを刻んだマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に対してタイム差は、0.5秒にも及んだ。

アンドリュー・ショブリンが「ポールのコンマ5秒遅れは良いことじゃない」と指摘するように、75秒サーキットでの0.5秒というギャップは小さなものではない。ショブリン曰く、苦戦の一番の原因はタイヤで、ラップ最終盤までにタイヤが摩耗していたのだという。

セッションを振り返ったハミルトンは、4番手は決して悪い結果ではないとしながらも、決勝がドライコンディションになれば勝ち目はないとの見方を示し「雨乞いのために、今夜は踊ろうかな」と冗談を飛ばした。

雨乞いのダンスでもしようかな…

ルイス・ハミルトン予選: 4位, FP3: 4位

メキシコで苦戦するのは分かっていた事さ。今日は持てる全てを出し尽くしたし、クルマから全ての性能を引き出せたと思うけど、ポールを取るには十分じゃなかった。単純なことだよ。もしかしたら3番手を獲れた可能性もあるけど、それ以上は無理だった。そうは言っても、4番手は戦えるポジションだし、上手くスタートできる事を願うよ。

このコースは僕らの鬼門だし、明日のレースが楽に終わるとは思ってない。ウェットの方がまだ可能性がありそうだから、今夜は雨乞いのダンスでもしようかな。まあいずれにしても、本当に厳しい争いになるだろうね。

レッドブルはロングランでも最速だったから、彼らを追走するのはかなり難しいと思う。戦略上の選択肢は決して豊富じゃないけど、誰が一番タイヤを保たせられるのかは興味深いね。たぶん、この部分が鍵になるはずだ。レッドブルやフェラーリ相手に何処までついていって戦えるか楽しみだね。


2019年F1第18戦メキシコグランプリ決勝レースは、日本時間10月27日(日)28時10分から行われ、1周4304mのエルマノス・ロドリゲス・サーキットを71周する事で勝敗を決する。

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