セバスチャン・ベッテル「今日の僕はターン1の庭師。芝刈りが大好きなんだ」F1メキシコGP《初日》
スクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、10月25日(金)に行われたF1第18戦メキシコGP初日プラクティスを振り返った。ベッテルは午後のFP2で1分16秒607のファステストをマーク。初日をトップで締め括ったが、午前のFP1ではロングストレート終端のターン1でのブレーキングに苦しみ、何度もコースオフするシーンを披露していた。
セッションを振り返ったベッテルは、ターン1でのコースオフに言及。「今日の僕はターン1の庭師。芝刈りが大好きなんだ」と語り、冗談を飛ばす余裕を見せた。
今日の僕はターン1の庭師
セバスチャン・ベッテルFP2: 1位, FP1: 6位
今朝のセッションでは、ターン1の庭師をやっていたんだ。何度か芝の上を走ってね。芝刈りは好きだし、FP1では何度かやったんだけど、午後のFP2ではクビになっちゃったよ。リズムが掴めて全てがスムーズに進むようになったからね。
今日は、シャルルと僕で仕事を分担した。僕はミディアムタイヤでの作業の殆どをこなした。問題なかったよ。僕らはライバルと比べて、そんなに悪い感じじゃなさそうだけど、まだ勢力図は明らかになっていない。新品ソフトではたった2周しか走ってないから断定するのは難しいけど、ミディアムでのロングランで悪くなかったと思う。
全体的なバランスやクルマの感触など、まだまだ明日に向けて改善できるエリアは残っているけど、マックス(フェルスタッペン)は手強そうだね。トップ3チームはかなり接近してるから、明日がどうなるか楽しみだよ。
初日をトップで締め括ったのはセバスチャン・ベッテル(Ferrari)。2番手マックス・フェルスタッペン(Red Bull)を0.115秒差で退けた。3番手には0.465秒遅れでシャルル・ルクレール(Ferrari)が続いた。
2019年F1メキシコグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間10月26日(土)24時から25時まで、公式予選は同27時から1時間に渡ってエルマノス・ロドリゲス・サーキットで開催される。