バルセロナテスト初日を終えてメディアインタビューに応えるトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト
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ダニール・クビアト「シンガポールの埋め合わせをするつもり」

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トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、2019年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGPに先立って抱負を語った。ロシア・ウファ出身のクビアトにとって、ソチ・オートドロームでのレースはホームグランプリとなる。

前戦シンガポールでは、ポイント獲得のチャンスを手にしながらも掴みきれず、最終15位でチェッカーフラッグを受けたクビアト。一時は12番手を走行していたが、レース終盤にアルファロメオのキミ・ライコネンと接触するなど、噛み合わないレースに終わった。

シンガポールの埋め合わせをするつもり

ダニール・クビアト

みんなの想像通り、ロシアでのレースが本当に楽しみだよ。毎回凄く数のファンが応援に来てくれるし、雰囲気は最高だ。ソチのコースにはロングストレートがあり、毎年見どころの多いレースが繰り広げられてきた。今年も興味深いレースになるだろうし、僕自身としても、母国でのグランプリを楽しもうと思ってる。

よく知られている事だけど、ソチ・オートドロームはもともと冬季オリンピックの開催地だった。2014年に初めてF1グランプリが開催された時のことは今でも鮮明に覚えている。僕は当時もトロロッソにいたんだけど、その時は予選が上手くいって5番グリッドを獲得したんだ。更にその1年後には、レッドブル・レーシングから出走して5位入賞。いい思い出がたくさんあるよ。

少し前の事だけど、サンクトペテルブルクで今回のロシアGPのプロモーションイベントをやったんだ。Red Bullロシアのサポートのおかげで多くのファンが集まってくれた。凄く楽しい経験だった。

今回はかなり厳しいレースになると思うけど、いつも通り自分自身とチームのために全力を尽くすつもりだ。この前のシンガポールでは上手くいかず、本当に厳しいレースだったけど、今は気持ちを切り替えて、その埋め合わせをロシアでやってやろうって思ってる。素晴らしい結果を残して、みんなでお祝いしたいね!


ロシアGPの舞台となるのは、カレンダー3番目の長さを持つソチ・オートドローム。未だ一度もメルセデス以外のチームが勝利した事はなく、昨年はルイス・ハミルトン優勝し、バルテリ・ボッタスが2位に続いた。

F1ロシアGPは、現地9月27日(金)11時、日本時間同日17時からのフリー走行1で幕を開ける。

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