ヨーロッパラウンドの締め括り、2019年シーズンF1第14戦イタリアGPは、9月6日(金)から9月8日(日)までの3日間の日程で開催される。舞台となるのは、過去一度しかカレンダーから外れた事がない伝統のモンツァ・サーキット。週末に先立って5年の延長契約が発表された。

前戦スパ・フランコルシャンと同様に、モンツァでは高いエンジンパワーが要求される。フル・スロットル率はスパを凌ぐ84%。ホンダはマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーに最新スペック4を投入し、フェラーリはワークスにアップグレード版PUを搭載する。各チームは”モンツァ仕様”と呼ばれる限界までダウンフォースを削ったパッケージを持ち込む。

イタリアと日本との時差は7時間。いずれのセッションも日本時間夕刻以降の開催となるため、比較的リアルタイムで観戦しやすい。F1世界選手権イタリアグランプリはフリー走行3回、予選、そして決勝の全5セッションで構成される。地上波やBSでの無料生放送は行われない。視聴に際しては、有料放送か有料ネット配信サービスを利用する必要がある。

F1を見るための3つの方法

週末の現地天気

開幕前日の夜に激しい降雨があり、金曜午前の路面には水たまりが残っている。一日を通してやや不安定な気候となりそうで、2回のプラクティスではウェットコンディションの可能性がある。

予選が行われる土曜は日差しに恵まれそうだが、夜には再び、にわか雨が予想される。日曜の夜にはサンダーストームの可能性もあり、決勝はウェットレースとなるやもしれない。

2日目土曜の最高気温は26℃程度まで上昇する見込みだが、初日金曜と日曜は20℃程度。エンジニアはセットアップに頭を悩ませる事になりそうだ。

開催スケジュールと放送日程

フジテレビ及びDAZNともに、フリー走行、予選、決勝の全セッションがノーカット生中継される。

フジテレビNextスカパーは、現地から浜島裕英、津川哲夫、川井一仁、米家峰起、スタジオから浜島裕英、今宮純の各氏が解説を担当。実況は塩田康介アナと野崎昌一アナが務める。放送開始時刻は、フリー走行と予選はセッション開始10分前、決勝は40分前となる。

スポーツチャンネルDAZNでは、国際映像以外にもライブタイミングやオンボードカメラ映像を一つの画面で楽しめる「F1ゾーン」を配信している。下記はすべて日本時間。

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