リカルド「今週末はマックスの誕生日だから、プレゼント代わりに”ボク”が優勝するつもり」
レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドが、2018年FIA F1世界選手権第16戦ロシアGPに先立って抱負を語った。昨年のレースでは5周目にリアブレーキにトラブルが発生。白煙を履きながらガレージに入り、早々にヘルメットを脱ぐ事となった。
プレゼント代わりに優勝してやる
ダニエル・リカルド
ソチは凄く独特なサーキットなんだよね。平坦で視界が開けてるから、なんだか駐車場をエンジン全開で走ってるような感じがするんだ。走っててビックリするくらい楽しいよ。ロングストレートを別にすれば色んな要素があるコースだから、頭を使ってアレコレ考えながら走らなきゃならないレイアウトでもあるんだけどね。
初めてここに来た時は路面がすっごく滑りやすかったんだけど、ここ数年で大きく改善されてラバーが乗るとグリップレベルが向上するようになったから、ドライブするのが楽しいサーキットになったんだ。
ボク個人としては、これまでにこのサーキットで特筆するほど良いリザルトを得られてないし、僕らレッドブルの強みを発揮できるようなコースじゃないけど、レースでは何が起こるか分からないから希望は捨ててないよ。
今週末はマックス(フェルスタッペン)の21歳の誕生日だから、プレゼントを買いに出かけなきゃならないんだけど、日曜のレースで優勝してそれをプレゼント代わりに渡そうかなぁ…なんて思ったり思ってなかったりしてるんだ(笑)
ロシアGPの舞台となるのは、1周5,872m、エンジン全開率62%のソチ・オートドローム。ドライコンディションとなった昨年のグランプリでは、メルセデスのバルテリ・ボッタスがキャリア初優勝。2位はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。3位は同じくフェラーリのキミ・ライコネンという結果だった。
F1ロシアGPは、日本時間2018年9月28日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。