トロロッソ、ホンダの2018年F1エンジン「RA618H」への”冷やかし”に一枚上手の大人の対応
スクーデリア・トロロッソは2月14日、ホンダの2018年型F1エンジン「RA618H」のエンジンサウンドを含む動画を公開した。これに対して、一部ファンは昨年のホンダエンジンの信頼性不足をネタに、質問を装う冷やかしのリプライを返したが、トロ・ロッソの公式Twitterチームは大人の対応でこれに対応した。
トロ・ロッソは「STR13とホンダのRA618Hがついに一つになったよ❤️ なんて素晴らしいバレンタインデーなんだ」というコメントと共に、ホンダF1チームとの作業風景を含む動画を公開。これに対して、F1ファンから数十件に及ぶコメントが寄せられた。その中には悪意のあるコメントが散見されたが、チーム広報はひとつひとつに目を通し、誠実に回答することで模範的なSNSアクションを披露した。
Q: どうせ始動させるのに6回位かかったんでしょ?
T「そんな事はないよ。エンジンは1回目の火入れでちゃんと稼働したよ?」
Q: 動画に使われてる画像だけど、これって去年のホンダのやつだよね?分かっててやってんの?
T「鋭いね。今年のエンジンをお見せしたいんだけど、それは出来ない相談だね?」
Q: エンジンブローした?
T「いや全然。計画通りに動いてくれたよ?」
Q: エンジン動かした後に、おたくのファクトリーに引火しなかった?
T「僕らのファクトリーは全く問題ないよ。心配してくれてありがとさん!」
Q: 幸運を祈るよ。君らには運が必要だろうからね。
T「まったく質問になってないよソレ。でも気持ちはありがたく受け取っておくよ?」
トロロッソ・ホンダの新車「STR13」は、プレシーズテスト初日の2月26日(月)早朝8時10分(日本時間16時10分)に、スペインのカタロニア・サーキットでお披露目される予定となっており、チームは新車発表の直後から、初の公式テストに臨む。