シモーネ・レスタはイタリア・イモラ出身のF1エンジニア。技術責任者のマッティア・ビノットの片腕役として、2014年にセルジオ・マルキオンネ会長からチーフデザイナーの任を与えられ、2018年5月までスクーデリア・フェラーリの設計部門トップを務めた。

同年5月28日にテクニカル・ディレクターとしてカスタマーチームのアルファロメオ・ザウバーに出向移籍。その翌年の7月末にシャシー部門の責任者として再びフェラーリに戻ったが、今度は2021年1月1日よりハースF1チームへのレンタル移籍を命じられた。

1995年にボローニャ大学で機械工学の学位を取得。1998年にミナルディでF1でのキャリアをスタートさせた。2001年にシニア・エンジニアとしてスクーデリア・フェラーリへ移籍。2006年より研究開発部門の責任者を務め、2012年に副チーフデザイナーに任命された。