ヤルノ・トゥルーリとは、イタリア出身の元F1ドライバーのこと。F1デビューを飾った97年のミナルディーではチームメイトに片山右京を、そして2004-2009年まではトヨタF1に所属していたこともあり、我々日本人には馴染み深いレースドライバーではないだろうか。

両親が熱狂的なモータースポーツ好きで、フィンランド人レーサーのヤーノ・サーリネンちなんで命名されたと言われる。

ロータスのシートを追われてF1引退となった2012年の2年後に、自身のレースチーム「トゥルーリ・フォーミュラーEチーム」を設立し共同創業者兼ドライバーとしてフォーミュラEに参戦。

主なキャリア

1991年

世界カート選手権チャンピオン獲得

1996年

ドイツF3選手権チャンピオン獲得

1997年

ミナルディーからF1デビュー
チームメイトは片山右京

1998年

プロストに移籍

2000年

ジョーダンに移籍

2002年

ルノーに移籍

2004年

モナコGPでF1初優勝もチームとの関係悪化に伴い第17戦日本GP以降はトヨタから参戦

2005年

トヨタに移籍

2010年

トヨタ撤退に伴いロータスに移籍

2012年

ヴィタリー・ペトロフにシートを取られる形でF1引退
40年ぶりにF1からイタリア人ドライバーが姿を消す

2014年

トゥルーリ・フォーミュラーEチームを設立し、共同創業者兼ドライバーとしてフォーミュラEに参戦

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