ダニエル・リカルド
人物データ
名前 | ダニエル・リカルド / Daniel Ricciardo |
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国籍 | オーストラリア |
出身地 | パース |
生年月日 | 1989年07月01日 / 35歳 |
身長 | 179cm |
体重 | 70kg |
F1デビュー | 2011年 |
WEBサイト | www.danielricciardo.com |
SNS | twitter facebook instagram |
ダニエル・リカルドは、オーストラリア・パース出身のレーシングドライバー。ヘビ・サメ・クモが嫌い。9歳でカートを始め、F3、フォーミュラー・ルノー3.5等を経てF1の世界へ。レッドブルの育成ドライバーであったが、系列チームのシートに空きがないため2011年にHRTよりデビュー。2014年にレッドブルへ、そして2019年にルノーへと移籍した。
グリッド随一の笑顔の持ち主。常に笑顔を絶やさないその理由は…本人曰く「僕にとってはF1ドライバーでいられる事が夢のような事だから。このような人生に感謝をしているし、何時だって幸せだよ」との事。優勝すると必ず、表彰台で恐怖の儀式シューイを行う。
レッドブル・レーシング時代のリカルドの特徴づけたのは、卓越したブレーキング・テクニックによるオーバーテイクであった。スタビリティの高いレッドブルマシンの特性と相まって、ストレートエンドはリカルドの独壇場となった。
プライベート
父ジュゼッペはイタリア南部のフィカッラ生まれで、7歳の時にオーストラリアへ移住。母グレースはオーストラリア生まれだが、両親はイタリア・カラブリア州からの移民であり、リカルドのルーツはイタリアにある。なお、ミシェルという名前の妹がいる。
住まいはモナコだが、アメリカ合衆国・ロサンゼルスにも不動産を所有している。
主なキャリア
© Getty Images / Red Bull Content Pool
- 2005年フォーミュラ・フォード/総合8位
- 2006年フォーミュラ・BMW/総合3位
- 2007年-2008年フォーミュラ・ルノー/ウエスト・ヨーロッパ・カップ初代王者
- 2009年イギリスF3/チャンピオン獲得
- 2010年フォーミュラ・ルノー3.5
- 2011年ヒスパニア・レーシングからF1デビュー
- 2012年トロ・ロッソに移籍
- 2014年レッドブルに移籍
- 2019年ルノーに移籍
- 2021年マクラーレンに移籍
ヒスパニア・レーシング / 2011年
2011年、ヒスパニア・レーシング・F1チーム(HRT)から、ナレイン・カーティケヤンとのシートシェアという形でイギリスGPでデビュー。レッドブル育成ドライバーであったリカルドだが、レッドブル系2チームともにシートに空きがなかったため、レッドブルがHRTのシートを買う形での参戦となった。
トロ・ロッソ / 2012年-13年
2011年シーズンを以って、セバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリの二人共がチームを離れることになったトロ・ロッソへ移籍。チームメイトはジャン=エリック・ベルニュ。トロ・ロッソでの初年度となった12年はラインキング18位に終わりパッとした結果は出せなかったものの、完走率でチームメイトを圧倒し持ち前の安定感の片鱗を見せつけた。13年シーズンでは入賞回数7回、ランキングポイント20、リタイヤは3回と、あらゆる面でチームメイトを圧倒。マーク・ウェバーの引退に伴い2014年に親チームであるレッドブルからの参戦が決定した。
レッドブル / 2014年-18年
チームメイトは4度の世界チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル。大差での敗北が予想されるも、14年シーズンはベッテルが未勝利に終わる一方、リカルドは3勝をあげてランキング3位。一気にその株を上げる結果となった。チームがマックス・フェルスタッペン中心のチーム作りへと傾倒した事から2018年末を以て契約を満了し、ルノーへと移籍した。
ルノー / 2019年-20年
契約は2年。年俸は3,400万ドル(約37億4,738万円)と報じられ、中長期的にチームを率いていく事が期待されたが、2020年5月に2021年シーズンからのマクラーレン入りが発表された。