
マリオ・イゾラ
人物データ
| 名前 | マリオ・イゾラ / Mario Isola |
|---|---|
| 国籍 | イタリア |
| 出身地 | ミラノ |
| 居住地 | イタリア |
| SNS | x facebook instagram |
マリオ・イゾラ(Mario Isola)は、イタリア・ミラノ出身のタイヤエンジニア。ピレリでヘッド・オブ・カーレーシングを務め、2016年以降はF1やFIA-F2選手権、FIA-F3選手権などを含むモータースポーツ部門を統括してきたが、2026年シーズン開幕を前に退任が発表された。イタリア自動車クラブ(ACI)のゼネラルマネージャーに就任する。
ピレリでのキャリアは30年に及ぶ。テストドライバーや研究開発部門での勤務を経てモータースポーツ・レーシング・マネージャーを務め、その後、前任のポール・ヘンベリーが南米地区の統括責任者へ昇格したことを受け、後任として同職に就任した。
ピレリでのキャリアは25年。1996年にテストドライバーとして入社すると、研究開発部門などを経てモータースポーツ・レーシング・マネージャーを務めた後、前任のポール・ヘンベリーが南米地区の統括責任者に昇格したことを受けて新たに同職に就任した。
ボランティア活動の経歴は、ピレリでのキャリアよりも長い。
イゾラは18歳の時から地元ミラノで救急車のドライバーとしてボランティア活動に従事。2004年にはミラノ内外の救急車ドライバーを育成するためのドライビングプログラムを立ち上げ、それ以降、7,000人のボランティアと150人のインストラクターを育成し、地域医療に貢献してきた。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに際しては、恋人に反対されながらも母国イタリアに少しでも貢献したいとの思いから、命を懸けて救急隊員のボランティア活動を行った。
Courtesy Of Pirelli & C. S.p.A.
2020年よりFIA-F2選手権に投入されるピレリ18インチタイヤとマリオ・イゾラ
主なキャリア
イタリア・ミラノ生まれ。生年月日は公表されていないが、1970年前後と見られる。未婚で、2020年時点ではイザベラという名の恋人がいる。
レオナルド・ダ・ヴィンチ科学高校を卒業後、ミラノ工科大学で機械工学を専攻。電子基板の製造・開発を手がける企業に3年間勤務した後、1995年から1年間、イタリア国家憲兵として従事した。
1996年にピレリへ入社。市販車用タイヤのテストドライバーを務めた後、研究開発部門へ異動し、設計技術者として低転がり抵抗タイヤや冬用タイヤの開発に携わった。
2001年からは競技用タイヤの設計開発に関与。FIA-GT、ALMS、LMESなどの選手権でレースエンジニアとして技術支援を行う傍ら、GTやラリーレイド向けレースタイヤの開発にも取り組んだ。
2006年にモータースポーツ・ラリー・マネージャーに就任。4年間にわたり世界ラリー選手権(WRC)のタイヤプロジェクトを担当した。その後、2010年にモータースポーツ・レーシング・マネージャーへ就任し、ラリーを除くトップカテゴリーのトラックサイド業務を統括する立場となった。
2016年には全トップカテゴリーのトラックサイド業務の責任者に就任。チームや国際自動車連盟(FIA)、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)との窓口を担い、F1コミッションのメンバーも務めた。レース現場ではメディア対応の責任者としても活動した。
イゾラはF1パドックで広く知られ、敬意を集める存在だった。タイヤに対する批判が続く局面でも、チームやドライバーと率直に対話する姿勢で信頼を築いてきた。だが、2026年シーズン開幕を目前に控えたタイミングで退任および退社が発表された。後任はダリオ・マッラフスキ。