ウィリアムズF1、出遅れた「FW48」が遂に始動。シェイクダウンを振り返るサインツとアルボン

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ウィリアムズF1チームは2月4日、英国シルバーストーン・サーキットで2026年型マシン「FW48」のシェイクダウンを無事に完了させた。全11チームの中で最後、かつ大幅に遅れて新車をサーキットデビューさせた形だ。

ウィリアムズはFW48の開発遅延に直面し、1月末にバルセロナで実施された非公開テストを欠席していた。チーム代表のジェームズ・ヴァウルズはその原因について、大規模な技術規則変更に伴い、ファクトリーの製造リソースに従来の約3倍の負荷がかかっていたためだと説明している。

そのため先週は、実車での走行に代えて、実際の車体パーツの多くをテストリグにセットし、実走行を再現する「VTT(バーチャル・トラック・テスト)」を実施していた。

今回のシェイクダウンでは、アレックス・アルボンとカルロス・サインツの両ドライバーがステアリングを握った。マシンはダークブルーとブラックの公式リバリーではなく、ファンからの応募によって選ばれたテスト用の特別リバリーをまとい、コースに姿を現した。

ウィリアムズの2025年型F1マシン「FW48」のレースリバリー、2026年2月3日 (3)Courtesy Of Williams

ウィリアムズの2025年型F1マシン「FW48」のレースリバリー、2026年2月3日 (3)

ヴァウルズは今回のシェイクダウンを終え、「来週のバーレーンに向けてパッケージへの理解を深めることができた。カルロスとアレックスからも前向きなフィードバックを得られている」と成果を強調する一方で、「同時に解消すべき軽微な課題も見つかった。まだ終わりではない。これは始まりに過ぎず、我々にはさらなる課題が待ち受けている」と気を引き締めた。

初走行を終えたアルボンは、「概ね順調な一日だった。ようやくFW48をドライブできてうれしい。今後はバーレーンにすべての焦点を当て、データを分析しながら開幕戦に備えていく」と手応えを語った。

また、昨シーズンに2度の表彰台を獲得し、ウィリアムズを過去9年で最高成績となるランキング5位へと導いた立役者の一人であるサインツも、「実車をコースに送り出すための全員の努力は素晴らしいものだった」とチームを称賛した。

ガレージ内でカルロス・サインツと話すアレックス・アルボン(ウィリアムズ)、2026年2月4日シルバーストーン・サーキットcopyright Williams

ガレージ内でカルロス・サインツと話すアレックス・アルボン(ウィリアムズ)、2026年2月4日シルバーストーン・サーキット

ウィリアムズは今後、2月11日から始まる公式プレシーズンテストの前日にあたる2月10日、バーレーンでフィルミングデーを利用した2度目の走行を行い、さらなる調整を進める予定だ。