丸いサングラスをかけるトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー
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ピエール・ガスリー「トロロッソ・ホンダの改善は本物、続く2戦もこの調子で行きたい」

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トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018シーズンFIA F1世界選手権第18戦アメリカGPに先立って抱負と期待を語った。

ガスリーは当初、昨年のアメリカGPでスクーデリア・トロロッソSTR12のステアリングを握る予定であったが、当時参戦していたスーパーフォーミュラの最終鈴鹿戦と日程がバッティング。0.5ポイント差で選手権2位につけていたSFを優先した。

だが、台風の影響でレースは中止。F1デビューを遅らせてまで掴み取ろうとしたチャンピオンの称号は石浦宏明の手に渡る事となった。そのため、ガスリーがサーキット・オブ・ジ・アメリカズを走るのは今回が初めてとなる。

トロロッソ・ホンダの改善は本物

ピエール・ガスリー

一番最初にアメリカに行ったのは、カートのレースのためにラスベガスに行った時で、かなり前のことなんだ。あの時は3位表彰台に上がった。最近だとレッドブル・レーシングのサードドライバーとしてオースティンに行ってるけど、まだCOTAを走った事はないから今回が初走行なんだ。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズは凄くテクニカルなトラックに見えるね。実際多くのドライバーがシーズンの中でもベストなサーキットの一つだって言ってるし。楽しみだよ。本当は去年のアメリカGPにも出場するはずだったんだけど、スーパーフォーミュラの最終戦と日程が重なっちゃったんだ。タイトルの可能性があったのに、悪天候のせいでレースが中止になっちゃったんだよね。あれは悲しかったなぁ。。

この前の日本グランプリでは、予選で僕らのマシンが良いステップアップを果たしている事が確認でき、決勝ではレースペースの良さを示す事が出来た。僕らは間違いなく前進してるし、アメリカGPとメキシコGPでもこの流れが続くことを期待してるよ。


アメリカGPの戦いの舞台となるのはサーキット・オブ・ジ・アメリカズ、通称COTA。元々の地形を利用した高低差が印象的で、ヘルマン・ティルケ設計のサーキットとしては群を抜いて素晴らしい。昨年のグランプリではルイス・ハミルトンが優勝し、メルセデスが4年連続のコンストラクターズタイトルを手に入れた。2位はセバスチャン・ベッテル、3位にはキミ・ライコネンという結果だった。

F1アメリカGPは日本時間2018年10月20日(土)0時からのフリー走行1で幕を開ける。

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