TOYOTA、新型車ヤリスクロス外観 ボンネット
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トヨタ、新型「ヤリス クロス」を世界初公開…20年秋の販売を予定

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トヨタ自動車は4月23日(木)、主力のコンパクトカーであるヤリスの資質を継承する新型SUV「ヤリスクロス」を世界初公開した。日本では2020年秋、欧州では2021年半ばの発売を予定する。本来は第90回ジュネーブ国際モーターショーでの公開が予定されていたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止された。

「コンパクトカーの世界標準」を掲げるトヨタ・ヤリスは、1999年のデビュー以来、同社のコンパクトモデルの主力としてグローバルで累計約871万台が販売されてきた。昨年10月に発表されたその最新モデルは、走る楽しさに加えて最新のハイブリッドシステムによるクラス最高レベルの低燃費と先進の安全技術を備えている。

TOYOTA、新型車ヤリスクロス外観全貌 左向き

ヤリスクロスは全長4,180mm、全幅1,765mm、全高1,560mm、ホイールベースは2,560mmと都市向けのコンパクトSUVで、取り回しの良いボディサイズを備える。TNGAプラットフォーム(GA-B)および一新されたハイブリッドシステムの採用などにより、高次元の基本性能と環境性能を実現すると共に、居住性や荷室空間といったSUVらしいユーティリティ性能を両立する。

エクステリアデザインは、シンプルながらもSUVならではのロバスト性(頑強さ)を表現。インテリアデザインも、ワンクラス上の質感と居心地の良さが感じられる造形を目指して設計された。

TOYOTA、新型車ヤリスクロス外観全貌

ガソリンモデルは直列3気筒1.5LダイナミックフォースエンジンにダイレクトシフトCVTを組み合わせ、FFと4WDが用意される。ハイブリッドモデルにはリダクション機構付きTHSⅡと、リヤモーターを追加する事でシャフトが不要な電気式4WDシステム(E-Four)が用意される。

新型車ヤリスクロス インテリア

新型車ヤリスクロス インテリア コックピット周り

なおヤリスクロスは、日本市場向けにはトヨタ自動車東日本株式会社が、欧州市場向けにはフランス工場が生産を予定している。

トヨタ新型ヤリスクロス写真ギャラリー

TOYOTA、新型車ヤリスクロス外観全貌 上方

新型車ヤリスクロス外観 左横向き

新型車ヤリスクロス外観 右横向き

新型車ヤリスクロス外観 リアタイヤホイールハウス

新型車ヤリスクロス外観 斜め後方

新型車ヤリスクロス外観 リア

新型車ヤリスクロス外観 リア上方

TOYOTA、新型車ヤリスクロス外観 ボンネット