新型ハッチバック「カローラ・スポーツ」発売、MTは8月登場!21枚の画像で内外装とエンジン・価格をチェック
トヨタ自動車は2018年6月26日、Cセグメントのハッチバック車「新型カローラ・スポーツ」の発売を開始した。1966年に初登場したトヨタのロングセラー「カローラ」は、これまでに世界150カ国以上で4600万台以上を販売。今回12代目としてフルモデルチェンジされた。
パワートレインは116馬力・最大トルク185Nmの1.2リッター直噴ターボエンジンと、システム計122馬力のハイブリッドシステムの2種類。ハイブリッドの方は、単体で98馬力・142Nmを誇る1.8リッター直列4気筒エンジンを搭載。34.2km/L(JC08モード走行燃費)の低燃費を実現する。
ガソリンモデルは10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付Super CVT-iを、ハイブリッドモデルはリダクション機構付のTHSⅡをトランスミッションに採用。8月には、インテリジェント・マニュアル・トランスミッション(iMT)搭載車の発売が予定されている。ガソリンモデルには4WDも用意される。
価格は2,138,400円(税込)から。1.2リッター「G“X”」が最も安く、上はHYBRID「G“Z”」 の2,689,200円(税込)。全長4375××全幅1790×全高1460mm、ホイールベースは2,640mm。
外装デザイン
スポーティな「デザイン」にこだわり、5大陸、延べ100万キロの走行試験を実施することで「走り」と「走る喜び」を追求。TNGAプラットフォームの採用により、低重心でワイドなスポーティシルエットを実現した。フロントエンブレムのデザインは国内のカローラ専用となっている。
新規開発のオキサイドブロンズメタリックをはじめ、スカーレットメタリック(オプション)、シアンメタリックを含む全8色がカラーバリエーションとして設定される。
HYBRID G“Z” (ホワイトパールクリスタルシャイン)
HYBRID G“Z” (アティチュードブラックマイカ)HYBRID G“Z” (アティチュードブラックマイカ)
HYBRID G“X” (シルバーメタリック)
サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤにはダブルウィッシュボーン式を採用。新開発のアブソーバーは、オイルや構成部品などの組み合わせ約600パターンに及ぶ走行試験を行い、上質な乗り心地と操舵応答性を両立させた。
TOYOTA新型カローラ・スポーツHYBRID G (ブラッキッシュアゲハガラスフレーク)
HYBRID G“Z” (ホワイトパールクリスタルシャイン)
HYBRID G“Z” (オキサイドブロンズメタリック)
HYBRID G“Z” (ホワイトパールクリスタルシャイン)
HYBRID G“Z” (シアンメタリック)
HYBRID G“Z” (ホワイトパールクリスタルシャイン)
G“Z” — 2WD(スカーレットメタリック)
一部のモデルには、オプションとして可変ダンピングのリニアソレノイド式AVSを用意。トヨタブランドFF車としては初採用。路面や走行状況に応じて瞬時に4輪それぞれの減衰力を切り替え、あらゆる路面で高級車並みの快適な走りを実現する。
18インチタイヤおよび4WDを除くモデルの最小回転半径は5.1m。Cセグメントのハッチバックの中でトップクラスの取り回しの良さを実現した。
内装デザイン
開放感の感じられる室内空間はシルバー加飾とブラックパネル構成で統一され、メータには7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイを採用。ホールド性が追求された新開発のスポーツシートが上質な走りと乗り心地をサポートする。
ブラック
ブラック内装のG“X”
ブラック内装のG“X”
ブラック内装のG“X”
サドルタン
サドルタン内装のHYBRID G
サドルタン内装のHYBRID G
センシャルレッド
センシャルレッド内装のHYBRID G“Z”
センシャルレッド内装のHYBRID G“Z”
センシャルレッド内装のHYBRID G“Z”
センシャルレッド内装のHYBRID G“Z”
TOYOTA新型カローラ・スポーツラゲージスペース (通常時)
安全装備とコネクティッドサービス
トヨタは、カローラ・スポーツを新たなモビリティライフを提案する初代コネクティッドカーとして位置づけ、各種通信機能を標準搭載。T-Connectサービスを3年間無料で提供する。
警告灯点灯時、車両から発信される情報をもとにコールセンターから適切なアドバイスを受けることができる「eケア走行アドバイス」や、エンジンオイル量やドアの開閉、ハザードランプの点灯状態、オートアラームのON/OFFなどの車両の状態をスマホで確認する事できる。
安全装備は、最新第2世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。夜間の歩行者検知も可能な自動ブレーキシステムに加えて、全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロール、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト」、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」などが搭載される。