メルセデス代表ウォルフ、F1日本GP欠場へ…シンガポール後に手術
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メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは十字靱帯再建術を受けるため、三重県鈴鹿サーキットで9月22~24日に行われるF1第17戦日本GPを欠場するようだ。
ウォルフは今季サマーブレイクに入るや否や、マウンテンバイクでのダウンヒル中に転倒。肘を骨折した。この怪我はほぼ完治しているようだが、以前の事故により長年に渡って膝を患っている。
ウォルフの母国オーストリアを含む複数の報道によるとメルセデスの指揮官は次戦シンガポールGPの後、膝を支える靭帯、十字靱帯の再建術を受けるため翌週末の日本GPを欠場するという。復帰は10月のカタールGPが見込まれる。
この場合、ジェローム・ダンブロシオが代役として指揮を取る事が予想される。
37歳のベルギー人元ドライバーは2011年と12年にヴァージン、ロータスから計20戦に出走。その後はフォーミュラEでの活躍を経て2019/20年シーズンを以て現役を引退し、ヴェンチュリーの副代表、チーム代表を経て今季よりメルセデスのドライバー開発ディレクターを担っている。
ウォルフは昨年の日本GPも欠場するなど、近年はシーズン後半の幾つかのレースで現場に姿を見せない事が少なくない。