ウィリアムズF1チームのウェアを着るダン・ティクタム
Courtesy Of Williams Racing

ウィリアムズF1、元レッドブル育成ダン・ティクタムとの開発ドライバー契約を更新

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ウィリアムズ・レーシングは2021年F1開幕バーレーンGP初日フリー走行開始を30分後に控え、ダン・ティクタムとの開発ドライバー契約を更新したと発表した。

将来の活躍が期待され2017年にレッドブル育成傘下に入ったティクタムは、伝統のマカオGPで2連覇を飾り、2018年のヨーロッパF3選手権ではランキング2位を獲得するも、「才能の欠如」を理由に2019年途中で契約を解除された。

キャリアの危機に立たされたティクタムであったが、昨年、母国イギリスのグローブを拠点とするウィリアムズに開発ドライバーとして加入。シミュレーター作業を通じて今季「FW43B」の開発に携わった。

21歳の英国人ドライバーは今季も同じく舞台裏でチームを支えながら、これと並行して現場やファクトリーにおけるチームアクティビティに参加する。

また、優勝1回、表彰台3回を獲得して印象的なルーキーシーズンを送ったFIA-F2選手権への参戦を継続し、レーシングスーツにウィリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミーのロゴを付け、カーリンからF2を戦う。

チーム代表を務めるサイモン・ロバーツは「昨年のF2での素晴らしいルーキーシーズンに加えて、マカオでの連覇という成績が示すように、彼は才能に溢れた非常にエキサイティングな若手ドライバーだ。シミュレーターではその才能を発揮し、マシン開発において重要な役割を果たてくれた。チーム内でも尊敬される存在となっている。2021年の彼の成長が楽しみだ」との談話を発表した。

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