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ウィリアムズF1チームは第5戦スペインGPに向けて、シーズン開幕以来初めてファクトリーに帰還、ダブルポイント獲得に意欲を見せる。テクニカルディレクターを務めるパディー・ロウは、高速の3コーナーと9コーナーにおける空力性能及び、最終セクターでのサスペンションセッティングが鍵を握ると話す。
ブラジル人のベテラン、フェリペ・マッサは、舞台となるカタロニア・サーキットは誰もがよく知るコースであるため、全員にとって母国GPのような親しみを感じる場所であると語る。テストでの走行経験はあるものの、ランス・ストロールにとっては今回が初の実戦となる。
ウィリアムズ:スペインGPに向けてのコメント
フェリペ・マッサ
ここは皆のホームグランプリ
「バルセロナは多くのドライバーが知り尽くしているコースだね。いつもここでテストしてるから、誰にとってもホームグランプリのようなものだよ!高速セクションでは良いダウンフォースが必要になるし、最終セクターでは良いトラクションが必要なんだ。今年はプレシーズンテストで良い結果を残せているから僕らにとって重要なレースになるよ。ソチの時みたいな不運な出来事がない良い週末になることを祈ってる」
ランス・ストロール
実戦で走ったことはない
「バルセロナは、F1のプレシーズンテストだけでなくフォーミュラ・ルノーやフォーミュラ3のテスト開催地でもあるからよく知ってるコースだけど、実際にレースをしたことはないんだ。ここは僕が好きなサーキットなんだけど、高速コーナーのあるセクター1を走るのは楽しんね。この部分は流れるようなレイアウトになってるんだ。その一方で最終セクターは狭く曲がりくねっててテクニカルなセクションだね。バルセロナの街が本当に好きだから、滞在を楽しみにしてる。何ていうか、雰囲気があっていくつかのアメージングな場所がある街なんだ」
2017年のF1スペインGPは、日本時間5月12日(金)17:00のフリー走行で幕を開ける。