ピエール・ガスリー、テープ補修のマシンで9番手「簡単じゃなかった!」
スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは直前のFP3でドライブシャフト絡みと思われるトラブルに、Q1ではフロアを破損するハプニングに見舞われるも、見事Q3へと駒を進めてF1サウジアラビア予選で9番手タイムを記録した。
トップ4の後方争いは熾烈で、僅か0.186秒の間に5番手エステバン・オコン(アルピーヌ)からガスリーまでの5台がひしめく接戦だった。
テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンはこの日のガスリーについて「ピエールはFP3で走行中断を余儀なくされたものの、見事にリカバーしてQ1を突破し、セッション再開後のQ2ではクリーンなラップを刻んでQ3進出を果たした」と振り返った。
「Q3については2本のランを走る戦略で挑んだが、残念ながら2本目は完璧とは言えず、5番手から10番手までの争いは非常に拮抗したもので、ピエールは9番手に終わった」
テープ補修のマシンで9番手「簡単じゃなかった!」
ピエール・ガスリー予選: 9位, FP3: 7位
今日もQ3に進出できて本当に嬉しい。Q1でフロアにダメージを負ってしまったから、そう簡単にはいかなかった。テープで補修してどうにかトップ10に食い込めたけど、これがパフォーマンスにどの程度影響したのか、データを分析してみる必要がある。
アルピーヌが速かったし、5番手から10番手までがコンマ数秒以内にひしめく本当にタイトな争いだったから、このポジションには満足だよ。
(AT03のレースペースについて問われ)明日は全てを懸けて戦うつもりだけど(笑)、、フリー走行の際のタイヤのデグラデーションを考えると、明日は色んな戦略が考えられると思うし長いレースになりそうだ。何がベストなのかを判断するために今夜も懸命に取り組むつもりだ。
ポールポジションはセルジオ・ペレス(レッドブル)、2番手はシャルル・ルクレール、3番手にはカルロス・サインツと、初ポールのペレスをフェラーリ勢が包囲した。
2022年 F1サウジアラビアグランプリの決勝レースは日本時間3月27日(日)26時にスタート。1周6175mのジェッダ市街地コースを50周する事でチャンピオンシップを争う。