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ジョージ・ラッセル、ヒュルケンベルグのウィリアムズ加入を歓迎
今季限りでのウィリアムズ離脱の道を選んだロバート・クビサの後任としては、ニコラス・ラティフィが最有力候補と考えられているものの、ジョージ・ラッセルは、ニコ・ヒュルケンベルグの加入を歓迎している。
「僕は、チームメイトには出来る限り最速のドライバーを望んでいる」とジョージ・ラッセル。ロシアGPの舞台、ソチ・オートドロームで自身の希望を語った。「僕は今、自分が何処までやれるのかを証明するために全力を尽くしているから、できれば来年もそういった機会を持ちたいと思ってる」
「もし来年のチームメイトがルーキーなのであれば、僕としては率先してチームを率いていくつもりだけど、どちらかと言えば、ヒュルケンベルグのような経験豊富で高い評価を受けているドライバーの方が嬉しい」
「だってその方が学べる事が多いからね。それにさっきも言ったけど、その方が自分自身の才能を示せるチャンスになる」
クレア・ウィリアムズ副代表は、ラッセルはチームをリードできるだけの資質を備えているとして、必ずしも来年のチームに経験豊富なドライバーは必要ないと主張している。
だが、「目先のカネに目がくらんだ」との批判を浴びた2018年シーズンは、多額の資金を持ち込んだとされるランス・ストロールとセルゲイ・シロトキンという事実上の新人ラインナップを組み、コンストラクターズで1974年以来となる10位に転落。フェリペ・マッサを擁していたその前年の5位から、一気に崖へと転落した。ベテランという開発の羅針盤なきラインナップには不安が拭えない。