佐藤琢磨、2021年インディカー5戦でスーパーアグリF1風の赤白カラー…Digital Allyがプライマリースポンサーに
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は22日、2021年シーズンのインディカー・シリーズ5戦においてDigital Allyが佐藤琢磨駆る30号車のプライマリースポンサーを務めると発表した。契約は複数年。
発表されたスペシャルリバリーは、スーパーアグリF1時代を彷彿とさせる赤と白の配色を基調としたカラーリングで、エンジンカバーに配置された「Panasonic」のロゴ部分のみがブルーで構成される。
Digital Allyは法執行機関や危機管理企業向けの高度なビデオ録画製品や個人用保護具(静電噴霧器、マスク、手袋、除菌ワイプなど)を含むその他保安製品などを開発・製造・販売する企業で、本契約の一環として同社の健康保護製品ブランド「Shield」をプロモートする。
2021年シーズンはアラバマで開催される4月18日のホンダ・インディGP、セント・ピーターズバーグで開催される4月25日のファイアストンGP、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催される5月15日のGMRグランプリ、ナッシュビルで開催される8月8日のミュージックシティGP、そしてロングビーチで開催される9月26日のアキュラGPで「Shield」がフューチャーされる。
RLLは2019年にもDigital Allyと提携し、同社のカメラをガレージ内に設置してインディ500に向けた準備風景をファンに公開していた。この試みは今年も行われる予定で、5月30日に開催予定の第105回大会に向けての佐藤琢磨とチームメイトのグレアム・レイホールの準備の模様を追う事になる。
なおインディ500では人材派遣サービスの「PeopleReady」が30号車のプライマリースポンサーに就き、佐藤琢磨のマシンはネイビーとオレンジに彩られる。