ダニエル・リカルド、2023年に古巣レッドブルに出戻りとの衝撃の噂が浮上
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オスカー・ピアストリにシートを奪われる形で今季限りでマクラーレンを去るダニエル・リカルドが、2023年に古巣レッドブル・レーシングにカムバックするとの衝撃的な噂が浮上した。
スーパーライセンス要件を満たせばという条件付きながらも、ウィリアムズがローガン・サージェントを起用する意向を明らかにしたことで、2023年シーズンに向けて残っている席はハースのみとなり、リカルドの選択肢はほぼ潰えた。
リカルド本人は、例えリザーブドライバーという立場であっても来季のF1に留まりたいとの意向を示しており、メルセデス移籍の可能性が囁かれていたが、そうではなくレッドブルに復帰する可能性があるという。
Sky Sportsのピットレーン・レポーター、テッド・クラビッツはF1アメリカGP予選の放送の際に「ダニエル・リカルドのファンに良い知らせがある」と切り出した。
「彼は来年、レースで走る事はないかもしれないが、我々は来年のリザーブドライバー契約を完了させたと理解している。木曜日に彼は来年もF1パドックにいると話してくれた」
「ニック・デ・フリースがアルファタウリに移籍する事で空席が生まれるため、我々はメルセデスだと思っていたんだが、そうではないと聞いている」
「つまり残るはレッドブルだけなんだ。彼らは毎レースでリザーブドライバーを用意しているチームだからね」
「思いがけない知らせだったけど、彼の口から来年もパドックにいる事が確認できて良かったよ」
あくまでもクラビッツの推測だが、興味深い話だ。現実のものとなれば2018年末以来、5年ぶりのセンセーショナルな復帰となる。
なおマックスの父、ヨス・フェルスタッペンは最近、息子の過去のチームメイトの中で誰がベストだったという質問に対してリカルドの名前を挙げている。
ただしThe Raceによると、可能性こそあれ少なくとも現時点ではまだ契約には至っていないようだ。
予選を経て、来季に向けてリザーブドライバーとしての役割が用意されているのか?と問われたリカルドは「いや」と否定した。
「今のところ、すべてはただの噂だよ。僕が話してるって? 確かにそうだけど、紙の上にペンが置かれているわけじゃないし、そういう事はないよ」
仮にレッドブルへの出戻りが実現してもレース復帰の道筋は見えない。セルジオ・ペレスは今年、レッドブルと契約延長で合意しており、少なくとも2025年までシートに空きが出ることはない。